出版社内容情報
世界史をまったく知らない人でも読める、「歴史の見方・考え方」から解説した画期的入門書!
秋田 総一郎[アキタソウイチロウ]
内容説明
世界史が苦手な人でも無理なく読める、「全体像」をつかむために最適な一冊。歴史を一本につなげる「となり・となりの法則」で流れが理解できる!新しい視点で描く画期的入門書。
目次
第1部 世界史をみる視点(「夜の地球」でみる現代世界;遠い過去の「夜の地球」はどうだったか;「繁栄の移り変わり」という視点 ほか)
第2部 中心の移り変わりでたどる世界史(西アジアの文明 紀元前3500年(5500年前)~紀元前500年(2500年前)
ギリシアとローマ 紀元前500年(2500年前)~西暦500年
イスラムの繁栄 500年~1500年 ほか)
第3部 世界史から現代を考える(なぜ「となり・となり」で中心が移動するのか;繁栄の中で起こる「大企業病」;柔軟さと寛容が失われると ほか)
著者等紹介
秋田総一郎[アキタソウイチロウ]
社会のしくみ研究家。1965年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、民間企業に勤務する傍ら、教育関係のNPOに参加して、社会科系の著作やセミナーなどを行ってきた。その後十数年勤めた会社を辞め、独立系投信会社の設立に参加するが撤退。浪人生活を経て、現在は若い人のための就職相談の仕事を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
12
これぐらい視点が絞られてると、一気にわかるな世界史w。繁栄国がどのように変遷してきたか、現在のアメリカへのつながりがよくわかった。2023/09/19
はる坊
11
色んな世界史の本を読んできたけど、帯でうたってるだけあって、初心者に分かりやすく書かれた良書だと思う。世界の中心の移り変わりに焦点を当て、そこから現代の状況はどうなのかという流れにすることで、現状況と世界史の関係性が腑に落ちた。2018/01/08
りっとう ゆき
10
歴史とか地図とかがわたしの頭の中にはぼんやりとしかなくて、いろんな本を読みながら世界史や地図を知ってたらもっとおもしろいだろうにともどかしさを感じていた。これは国ごとの歴史じゃなくて時代時代で世界強い国のうつりかわりを追っていくだけで全体の流れが見えるわかりやすいもの。地図も見やすい。細かいことや年号もほとんどなくてそれがよい。他の本で読んだことがここにあてはまるんだーみたいになってよかった。メソポタミアから現代まで一本の流れで同じことを繰り返してくれるし現代にもつながることを強調してるし世界が近くなった2020/11/01
クサバナリスト
10
この本を読んでも、世界史は分かりません。タイトルに騙されてはだめです。世界史を他の本で学習した上で、総まとめで流すには良い。この内容で1300円はぼったくり。私の場合、図書館なので関係ないが・・・。2016/10/01
サイマ
8
低年齢向けなのかな?すごく丁寧に分かりやすく説明してくれている。丁寧だからというだけではなく世界史をとらえる視点「世界の中心、繁栄の中心に注目する」という見方が面白く、成る程なあと思わされる。そうやって見ると確かに世界史にひとつの流れがありとても整理されて世界史が理解しやすくなります。この本で頭を整理してから世界史を学んでいくといいなと思いました。 2019/01/31
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- 和書
- 明治期民事裁判の近代化