出版社内容情報
日本人初の国際宇宙ステーションのコマンダーを務めた宇宙飛行士・若田光一が初めて明かす仕事術
若田 光一[ワカタコウイチ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショア
23
若田光一さんが宇宙で意識していたことを体系的に整理。平易で読みやすい。仕事や普段の生活にも活かせる。自分や部下のコーチングにも最適。2023/08/13
miu
23
宇宙飛行士 若田光一氏。宇宙という空間は特殊で、間違いが許されない環境。一瞬の判断力は必要不可欠。国の違い、言葉の違い、そんな中でもコミュニケーションを取り最善を選んでいく。宇宙でのミッションだなんて、わたしの想像が追い付かない!でも、地上でもマネできる基本がここには優しく書いてあった。想像すること。質問すること。耳を傾けること。。。などなど。チームとしての動きかたは参考になった。彼らではなく私たち。この気持ちは忘れずにいたい。2016/10/29
Kei
19
若田さんの本は他に積読になっているが、これは東京駅のブックカフェにて読む。最近は判断力はどうやったら高まるのか興味が湧き、深堀りしたいので、その参考に。しかし、判断力を高めるというテクニックがある訳ではなく、普段の生活からどれだけ意識しているか、先を読んでいるか、コミュニケーションを取っているか等、極当たり前の事が大事だと気づかされる。また、リーダーとして判断するなら情報を多く集めることは重要だが、右往左往は禁止。間違っていたのなら潔く認めて修正していくことが大事なのだと改めて考えさせられた。2016/09/07
kou
17
【要約サービス】①余裕が無い時こそ、仕事の「優先順位づけ」を意識する。「今、この瞬間にしなければいけないこと」、「1日待てること」等、「今、しなければならないこと」を基準に優先順位をつける習慣が役立つ。②不完全で良いから、その時点でのベストな答えを出し、それに基づいて行動する。より良い答えを探そうと逡巡し続ける事は、問題の放置と同義。課題の解決策を練る時は、制限時間を設ける。2019/05/30
Tenouji
13
死と隣り合わせの仕事である宇宙飛行士のアドバイスは、至って真っ当である。違和感を大切にすること、優先順位を決める3つのポイントは参考になった。今、メモをみれば、アンガーマネジメントと通じるところがあるな。2016/11/17