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“海洋国家”中国にニッポンはどう立ち向かうか

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534053923
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0031

出版社内容情報

中国の海洋進出に対して日本はどう対処すればよいのか。中国と外交・防衛の専門家が語る日本の安全保障。

森本 敏[モリモト サトシ]
1941年、東京都出身。国際政治学者、航空自衛官、外交官。拓殖大学総長。元(第11代)防衛大臣。著書に『図説・ゼロからわかる 日本の安全保障』『防衛装備庁―防衛産業とその将来』他。

内容説明

尖閣諸島、ADIZ(防空識別圏)、人工島埋立て…、東シナ海、南シナ海でさまざまな実力行使に出る中国―。その真の狙い・戦略はどこにあるのか?今後予想される展開は?そして、これらの動きに対して日本はどう対処すればよいのか?米国やASEAN諸国等、アジア太平洋地域の国際情勢やバブル破綻が懸念される中国経済の最新動向を踏まえて、防衛・外交のスペシャリストが日本の安全保障を縦横に語り尽くす。

目次

第1章 中国の発展・成長と海洋進出の歴史
第2章 対談・中国経済はこれからどうなるか?
第3章 海洋をめぐる中国の国策の変遷とその狙い―「海洋による覇権」を求める習近平政権
第4章 海上保安庁と中国海警局の実力
第5章 東シナ海問題の経緯と今後の対応―尖閣諸島・防空識別圏・ガス田開発
第6章 南シナ海問題の経緯と今後の対応―人工島埋立ての本当の狙い
第7章 座談・中国の海洋進出に日本はどう対応すべきか

著者等紹介

森本敏[モリモトサトシ]
1941年、東京都出身。安全保障スペシャリスト。元航空自衛官。元(第11代)防衛大臣。現在、拓殖大学総長、防衛大臣政策参与

金田秀昭[カネダヒデアキ]
1945年、神奈川県出身。海上自衛隊(海将)を経て現在、岡崎研究所理事、日本国際問題研究所客員研究員。元ハーバード大学上席特別研究員

杜進[トシン]
1953年、中国上海市出身。拓殖大学国際学部教授。北京大学・上海華東理工大学大学院客員教授、コロンビア大学・アメリカン大学客員研究員等を歴任

山田吉彦[ヤマダヨシヒコ]
1962年、千葉県出身。海洋問題研究家。経済学博士。東海大学海洋学部教授

飯田将史[イイダマサフミ]
1972年、東京都出身。防衛省防衛研究所・地域研究部中国研究室主任研究官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yo

6
中国が海洋に進出している現状にいかにして対応していくか、を述べる。最初に中国の海洋進出の歴史を辿り、また中国国内の経済状況を整理しているあたり、非常に現状分析が丁寧な印象を受けた。また、結論としてきちんと対策を提示できている点もとても良い。が、全体として目新しい議論は特になく、わりとありきたりな主張を改めてしているだけに見える。なんなら、「じゃあ、今の政権の政策方針でいいかな」みたいな。そこは何かしら新規の議論をぱっと出してくれてもいいのにな。全体としてはよくまとまってるので、現状分析には良い。2016/11/13

Haruka Fukuhara

4
すごく勉強になるし面白い。拓殖大学とか自衛官とかの人が多いので地に足の着いた議論が多い印象。東大系は格調が高くてもあまり現実をしっかり分析できてなかったりするからもっと頑張ってほしい…。2017/02/05

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