出版社内容情報
月間200万PVの人気ブログの著者が、コンサルタントとして12年で1000社以上、8000人以上を見てわかった、仕事ができるやつになる6つの時間法則。「『話の分か りやすい人』と『わかりにくい人』のちがい」ほか、ためになって心に響く話を紹介。
内容説明
毎日2万人以上が訪れ、月間150万PVの人気ブログBooks&Apps著者が教える「仕事の質の高め方」
目次
第1章 今日からできること―決意する
第2章 1週間程度でできること―小さな変化を起こす
第3章 1か月間以上しっかりと取り組むべきこと―信頼を積み上げる
第4章 1年程度かけてじっくりと取り組むこと―努力を成果につなげる習慣
第5章 3年は取り組むべき大きなテーマ―リーダーシップとマネジメント
第6章 一生かけてやる価値のあること―仕事で良い人生をつくる
著者等紹介
安達裕哉[アダチユウヤ]
経営・人事・ITコンサルタント。ティネクト株式会社代表取締役。1975年東京都生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。世界4大会計事務所の1つである。Deloitteに入社し、12年間経営コンサルティングに従事。在職中、社内ベンチャーであるトーマツイノベーション株式会社の立ち上げに参画。東京支社長、大阪支社長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
49
現実は企業ドラマとは違う。部下が無能な上司を倒し、乗り越えて地位を得るなどということは起こらない。上司が昇進できなければ、部下はその上司の後ろで立ち往生するだけだ。たとえ上司が無能や失敗のため更迭されても、有能な次席があとを継ぐことはない。外から来る者があとを継ぐ。そのうえその新しい上司は息のかかった有能な若者たちを連れてくる。 優秀な上司、昇進の早い上司をもつことほど部下にとって助けとなるものはない。 単純化してしまえば、「上司が出世すること」が、自分が出世するための決定要因であるということだ。 2020/01/24
sas
27
仕事ができる人は、問題が発生した都度、その場で考え、成果を出すために工夫し、時間がかかっても粘り強く努力を継続する人たちだ。「意見を聞いてもらえなかった時は、相手の気持ちになって相手の意見を合理的だと考えよ。自分の意見に自ら反論してみよ」「上司が出世することが自分が出世するための決定要因」「部下が3回同じミスを繰り返した時は上司の責任」「仕事の能力を向上させる近道はなく時間をかけるほかない」「組織の中でうまくやれるかどうかは上司にどれだけ寛容になれるか」「行動力があるリーダーは支持される」2017/09/09
roatsu
23
ブログ連載ということもあり、親しみやすい文章ですっと入ってくるシンプルさが心地よい。けれど内容は人生を、仕事を進める上で大切なことばかりであり、わが身を振り返って多くの気づきや反省を得られた。社会人であれば言わずもがなの常識だけれど意外と教えてくれる人や教わる機会がなかったり、本人がいきがって目を向けないまま過ごしていることって多いんだよなと再認識。座右の一冊にして都度顧みたい素敵な本だった。2017/06/15
みっくん
17
様々な工夫と努力を継続することが、できるやつへの最短経路。後半に行くほど良かったかな。2020/01/02
KJ
16
さらっと読めてしまうので注意して読まないと何も残らないかもしれない。「アウトプットを中心に据えると、スキルアップのスピードが大きく変わるという話」はナルホドと思った。仕事が早い人と遅い人とではまず第一歩が違うわけだ。あとがきに書かれてあるが「これと、これと、これをやれば、仕事ができる人になります」といった、マニュアル的なものは書かれてないので注意が必要。だったらそういうタイトルにすれば…と思った。結局は時間をかけてでも粘り強く努力を継続する人がほんとうに仕事ができる人になる、という結論。2016/02/18