「フォロワー」のための競争戦略―リーダーやニッチャーでなくても勝ち残る

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534051998
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

内容説明

12の戦略を組み合わせれば、“普通の会社”でも勝ち残れる。

目次

「フォロワー」は「選択と集中」すべきなのか?
「競争回避」(戦わずして勝つ;同業をテコにする)
「顧客ロイヤリティ」―顧客から選ばれる
「持たざる強み」―柔よく剛を制す
「ポートフォリオ」―確率論で勝つ
「試行錯誤」―失敗は成功のもと
戦略策定の落とし穴

著者等紹介

手塚貞治[テズカサダハル]
(株)日本総合研究所総合研究部門部長/主席研究員。東京大学文学部社会学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)、中小企業診断士。NTTを経て日本総合研究所に入社。経営戦略策定、事業計画策定、IPO支援、IR支援、社員検討会プログラム支援などのコンサルティング業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ryo

4
弱者の為の競争戦略。体質の弱い一般的企業がどう生き残るかでがなく、どう逆転していくかというポジティブな競争戦略。インテルやシマノも元々はフォロワーと言われる弱者だった。そこから環境を分析し、ゲームチェンジとなる起死回生の一手によってその業界を支配する力を手に入れた。こういう本を読むに連れ、ポーターの競争戦略がいかに汎用性が高く応用の効くものかと言うのを思い知らされる。最近読んだものは大体ポーターに行き着く。周りを出し抜くには、周囲環境以上に自分という物を知る事が大事だ。彼を知り、己を知れば百戦危うからず。2018/10/16

くろまによん

3
弱い立場の企業で、いかにリスクを押さえつつ生き残っていくか、という視点から、取りうる戦略を解説している。これは人生にも応用が利くなぁと思う。2018/09/30

レーモン

2
安易な『選択と集中』がダメなのであって、安易でなければ当然に一つの選択肢としてあるものです。何が良くて何が悪いのか?どこまで行っても状況を正しく捉えることにあります。つまり、自分の会社は消費者から求められているのか?会社の目的はそれに沿っているのか?従業員は同じ目線でいるか?組織構造は開かれているのか?今ある会社の資産で足りるのか?などなどです。正しく状況を理解していなければ、会社の目的を遂行することなどできないからです。それができていて、初めて戦略が生まれてくるのですから。2014/09/21

k_m_d_ds

1
リーダー(トップ)、チャレンジャー(2番手)、ニッチャー、以外の企業はフォロワーとして定義し、12の戦略を紹介している。様々な企業を例に説明されているので、内容はよくわかる。選択と集中は、本質的にはハイリスクハイリターンになる。だから、いかにリスクヘッジを取るかという戦略を紹介している。最後にこのままやってみようと思っている限り成功はない。 組み合わせて自分なりの戦略を作りましょうとしめている。考え方の引き出しに入れておいて損はない。2015/02/01

かわチラ

1
日本の企業の99%を占める中小企業にとって、経営では当たり前と思われいている「選択と集中」戦略を取ることによるリスクを指摘してる視点が面白い。本書中に提示されているフォロワーとしての戦略や、実際の事例については、他書でも頻出のものが多く目新しさはないが、他書であまり取り上げていないフォロワーに特化した、という意味では興味深い。2014/07/06

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