内容説明
「やる気」を自己調整し、「キャリア」をデザインするヒントを紹介。キャリア研究の第一人者と考える、自分だけの答えを見つける方法。
目次
序章 「働き方」に迷うとき
第1章 いったい仕事とは何なのか
第2章 働く20代がぶつかる問題
第3章 仕事の面白さを見つける
第4章 「会社」としたたかに付き合う
第5章 自分のキャリアを考える
著者等紹介
金井壽宏[カナイトシヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科教授。1954年生まれ。78年京都大学教育学部卒業。80年神戸大学大学院経営学研究科修士課程修了。89年MIT(マサチューセッツ工科大学)でPh.D.(マネジメント)を取得。92年神戸大学で博士(経営学)を取得。モティベーション、リーダーシップ、キャリアなど、働く人の生涯にわたる発達や組織の中の人間行動の心理学的・社会学的側面に注目し研究している。最近は、クリニカルアプローチで組織変革や組織開発の実践的研究にも着手している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hinotake0117
2
20代後半、ちょっと仕事につらさやマンネリ感を持つようになったタイミングの世代へ、氏が専門とするモチベーション論、実際のインタビューでのケーススタディを提供。 結局自己理解できていなければ自己実現はない。自分の把握。2023/10/18
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/09/11
ゆき
2
この本の想定読者層からは外れるけれど、やっぱりそうだよなと思うところが多数あった。さらりと読めてしまうけれど、これ金井さんの言葉なのかな?インタビュー集だった。2017/06/08
ちょな
2
さらっと読めるのがほとんど。働くことも生きていくことも自分とどれだけ向き合えるか、自分を捉えられるかが大事だと思った。「キャリアは節目だけをデザインし、節目と節目の間は偶然の縁や流れに身を任せてみることで思いがけないチャンスに巡り会うことができる」というのが印象的でメモ。キャリア・トランジション・モデルを意識して探してみようと思う。2017/03/21
じんちゃん1196
2
金井先生は長い間私の知的ヒーローだった。著書は丹念に追いかけてきた。そんな私だからわかる。この本で金井先生が自ら書いているのは「はじめに」と「あとがき」だけだ。あとはライターさんが書いている。ライターさんとの共著ということも「はじめに」で触れられているが、触れてりゃ免責ってもんじゃないだろう。内容も若い働き人へのインタビューから教訓を抽出しているんだけど、聞いたような結論ばっかりだ。これって結論ありきでインタビューしてんじゃない?新しい発見ってないの?2014/06/08
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