目次
Prologue 暗記なんてするから、すぐに会計を忘れてしまう
1 絶対に押さえておくべき基本中の「基本」
2 どうやって、記録するのか?
3 商売の結果を似顔絵でつかむ―貸借対照表
4 商売の過程を報告する―損益計算書
5 お金の動きを追う―キャッシュフロー計算書
6 未来に挑む―管理会計
著者等紹介
岩谷誠治[イワタニセイジ]
(株)会計意識代表取締役、公認会計士、税理士、システム監査技術者。早稲田大学理工学部卒。資生堂を経て朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入社。その後、アーサーアンダーセンビジネスコンサルティングを経て2001年に独立、岩谷誠治公認会計士事務所を開設。現在は(株)会計意識代表取締役として会計知識のビジネスへの応用を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fu
20
さらっと学んで、するりと頭から抜け落ちて行く会計学。これは専門用語の丸暗記しかないのかと思っていたが、「覚えず理解する」のが本書の狙い。タイトルのカジュアルさからして中身が薄いかもと思ったが杞憂だった。テトリスや似顔絵B/Sなど視覚インパクトの強い説明のおかげで、ざっくりと本質が掴める。単調で面白みのない印象があった会計学が楽しめた。1時間もあれば読めるので入門書として良い。2016/12/31
じぇふ
4
「会計」というのはとにかくとっつきづらく、これまで逃げ続けてきたのですが、おおよそ逃げ切れない時代になってきたと感じたので読んでみました。これでもか、というくらい専門用語を排除して「相手」と「時間」の切り口で解説されたことで「こういうことだったんだ」と理解出来ることがとても多かったです。特にBSの似顔絵分析は子供だましに見えるかもしれませんが、私にはなるほどという発見でした。会計の勉強をする前の初心者本を読む前の「解説本」として、全員に渡してほしいくらい、わかりやすかったです。2020/03/16
とこ
4
これから会計を学ぶ人にとって、ざっくりでわかりやすい内容でした。2019/02/16
moleskine_note
4
基本になるの、何度もここに立ち戻って読むといいかもね。2017/04/23
ケン・リヴィングストン
4
何を隠そう商学部出身の私。学部1年目の簿記の授業で「これはわからない」と初回のガイダンスから逃げ出したまま会計知識を避けるように生きてきたが、なんと経理部に異動になってしまった。さあ困ったぞという時分、電車の待ち時間に駅の本屋でたまたま手に取ったこの本をきっかけにして簿記や会計ということがわかるようになってきた。読了日にちょうど会社の損益計算書を渡されたが、本当に内容が理解できるようになっていた。「入門書で挫折するひとは何がわからないのか」アンケートを基に導入部から丁寧に説明してくれる本。2017/04/19