日本株で成功するバフェット流投資術

大原 浩【著】

日本実業出版社（2012/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 246p／高さ 19cm
• 商品コード 9784534050267
• NDC分類 338.155
• Cコード C0033

内容説明

優良企業をバーゲン価格で買うコツ。具体的な数字や分析手法でひも解く、これまでになかった実践的な「本当のバフェット流投資」。成長企業・優良企業銘柄を見抜く「２０のチェック項目」シート付き。

目次

第１章　安く買って、高く売る―バフェットの本当の教え　その１（他人が強欲なときは控えめに、大衆がおびえているときは大胆に；会社の定価がわかれば、投資の８割は成功　ほか）
第２章　株式投資は銘柄選択に尽きる―バフェットの本当の教え　その２（「自社株買い」を行なっている企業は買い；分散投資は何もしないのと同じ。集中投資が本来の投資　ほか）
第３章　チリも積もれば山となる―バフェットの本当の教え　その３（複利効果が投資の真髄；株式も債券も商品もみな同じ　ほか）
第４章　常に勝つやり方―バフェットの本当の教え　その４（失敗の始まりは、損を取り返そうとすることから；先物取引は基本的にしない　ほか）
第５章　「優秀な投資家」とは、「優秀な経営者」でもある―バフェットの本当の教え　その５（株式投資とは、企業に投資すること；「証券アナリスト」ではなく、「ビジネスアナリスト」になるべき　ほか）

著者等紹介

大原浩［オオハラヒロシ］
ＧＩＮＺＡＸグローバル経済・投資研究会代表、（株）大原創研代表取締役。１９６０年静岡県に生まれる。１９８４年同志社大学法学部を卒業後、上田短資（上田ハーロー）に入社。外国為替・インターバンク資金取引などを担当。１９８９年クレディ・リヨネ銀行入行。金融先物・デリバティブ・オプションなど先端金融商品を扱う。１９９４年大原創研を設立して独立。国内外のビジネス・投資に広くかかわるなか、バフェット理論を活用し、とくにファンドや中国株投資で成功を収める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[くろいち]

再読。大恐慌も乗り切ったバフェット流投資術！大事だと思った３つのポイント①投資対象について、徹底的に研究する➔その企業の事業内容は理解しているか？過去１０年間の利益は安定的かつ増加傾向か？投資家の存在に注意を払っているか？ ②割安な株を買う➔ＰＥＲ、ＲＯＥ、売上高利益率を元に判断する。 ③証券アナリストではなく、ビジネスアナリストになる➔「証券＝株券」のことをいくら勉強してもダメ。経営やビジネスについて勉強し、理解すること。

2016/01/24

[はなよ]

最近、株に興味を持ち始めたので読んでみた。中でも気に入ったのが「時間が金を作る」という言葉で、どんなにいい企業でも買い時を待たないと儲けれないし、時間をかけて企業が成長するのを待たなければ株価も上がらず、儲からない。じっと待つ事の重要性に改めて気づき、ギャンブルのようなデイリートレードを進めてくるのが手数料目当ての証券会社の陰謀のような気がしてならない。確かに１日単位でも安い時に買い、高い時に売れば儲けれるけど、その流れを完全に読むことなんて出来ないからみんな損するんだ、という事に気づいた。

2018/01/01

[放蕩長男]

投資の王様バフェットは、自分自身では本を出していません。他人の本や、師匠であるベンジャミン・グレアムの著書から、その流儀を勉強しようとしています。投資で一番肝心なのは、銘柄選び。テクニカル分析ではなく、企業そのものを分析して、優秀な、成長する企業を探し出す。投資は焦らず、じっくり取り組む。銘柄研究に、半年くらいかな？

2016/07/12

[Zing]

本屋でやたら「バフェット流」を売ってたので1冊読んでみた。個人的に、テクニカル分析よりも金融の出来事を物語的に見るのが好きなので、会社の中身と未来に投資するやり方は好感が持てる。ただ、これを参考に株を買うぜ！というには難しすぎ。出来る気がしない。（出来たら世界一のお金持ちになれるらしいので当然か）真似できるとしても、明らかな不況の時に多目に買うくらいかな。

2017/01/09

[Bashlier]

1/5　バフェットに関する著作を5作読んだが、本著はほとんど価値がないといってよい。バフェットの手法と、大原氏の手法が混同されるケースが多く、バフェットの名前を利用して自らの投資について語っているに過ぎない。避けるべき作品だ。