目次
1 人生を形づくる(握手;招待;大みみずとヴァードン・グリップ ほか)
2 オーガスタ・ナショナルで一人前になること(提案;裏の司令塔;一番アイアンから学ぶ ほか)
3 高等教育(仕事の入口;フレディ・ベネット百科事典;骨 ほか)
著者等紹介
ボウデン,トリップ[ボウデン,トリップ][Bowden,Tripp]
アメリカの名門ゴルフクラブ、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの元キャディー。名門ゴルフクラブでは初の専属白人キャディー。大学ゴルフの選手からマッキャンエリクソンの広告コピーライターへと転身する。後に独立して、クリエイティブ・ウィザード・アドバタイジング社を設立する。ジョージア州、オーガスタ在住
東江一紀[アガリエカズキ]
翻訳家。1951年生まれ。北海道大学卒業。ノンフィクションも多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rors(セナ)
4
ずいぶん前に読んで、今年のマスターズが始まる前に再読。ゴルフが好きで、毎年マスターズを楽しみにしている私には宝物のような本。 もしも今年フレディがオーガスタでキャディマスターをしていたなら、松山プロの優勝をどのタイミングで確信したかな?3日目の15番の2打目かなー? TBSの小笠原アナが実況中継の中で「オーガスタのグリーンは読むんではなくて、覚えるものらしいですね」と言ったのを聞いた時、この本を読んだことがあるんだろうなと思った。ゴルフが好きな人、全員におすすめです。2021/04/15
Kazuo Tojo
3
先日、マスターズで松山選手が優勝した。まだ、余韻を残したいと思った。それでこの本を思い出し再読することにした。ー 良き心の師、良き友、フレディが教えてくれた「未来を切り開く知恵」とは? どんな人間との出会いが待ち受けてるか、それがなんのきっかけになるか、やってみないとわからんさ。 好きな名文はたくさんあったが一番はこれにしたい。2021/04/30
エエジ
3
なかなかおもしろい! オーガスタ・ナショナルの裏側がみえたり、著者のお下がりのゴルフクラブをハウエル三世が使うなどの小ネタもあり、春のマスターズゴルフが楽しみになる一冊です。2016/02/18
Tetsuya Con
1
主人公とフレディの人としての付き合いに惚れる。最後でのちょっとしたすれ違いにグッとくるものを感じた。なんとも表現しにくい心境。自分はこういう師がいるだろうか、そういう師になれるのだろうか。2015/01/21
Kazuo Tojo
1
これは、人生をいざなう道しるべ。フレディみたいな粋な師匠はいるのか?なりたいけど、無理か。偉大なマスターズが少し近づけた。久しぶりに目がしらが潤む小説に出会えた。2013/12/05