出版社内容情報
実務担当者が法人税のしくみと実務処理をマスターできるよう、工夫を重ねてまとめられた1冊。
◇法人税の全体像と関連する実務が1冊でマスターできる!
経理に配属されて2年目以降の人が、法人税の基本的なしくみと実務処理をマスターできるよう、工夫を重ねてまとめられた1冊です。
◎毎日の業務・月次の業務・年次の業務という区切りごとの実務ポイント
◎会計と税務の違い
◎利益と所得の差異を調整する決算調整と申告調整
◎法人税額の計算方法
などを順に解説していき、最後には「決算書と法人税申告書別表のつながり」を理解できる構成になっています。
◇「確認テスト」で法人税別表の記載もできるようになる!
また、「習うより慣れろ」をコンセプトに、随所に実務にかんする「確認テスト」を配置。
解説とテストの繰り返しで、法人税独特の規定や処理・節税のポイント、損金算入や引当金の処理方法も具体的にわかり、最後には法人税申告書別表の記載もできるようになります。
新版化にともない全面的に改稿したほか、税制改正の情報とそれに伴う実務の解説も付け加えました。
【著者紹介】
税理士・米国税理士・CFP。外資系コンサルティング会社(監査法人)に勤務ののち独立開業。現在、税務会計顧問業、経営コンサルティング業のほか、全国各地の金融機関、シンクタンク、商工会議所、各種同業者団体、企業等の講演・セミナー講師としても活躍中。講演テーマは広く、経営幹部、後継経営者、新入社員、営業担当者、経理担当者などを対象としたきめ細かい指導と、明快かつ、わかりやすい実践的講義には定評がある。
目次
第1章 法人税に関する経理業務の基礎知識(法人税は法人の「所得」に課税される税金です;法人税における会社の種類)
第2章 日常の経理処理と法人税(費用処理と資産計上の分かれ道;消費税の取扱いと仕訳 ほか)
第3章 月次経理業務と法人税(月次決算の早期化が優良企業への近道;給料等に対する源泉徴収と福利厚生費 ほか)
第4章 年次決算作業と法人税(決算作業の流れと決算書作成まで;法人税での経過勘定項目の取扱い ほか)
第5章 法人税の所得と税額計算(法人税法での欠損金の取扱い;受取配当金の一部は課税されない ほか)
著者等紹介
高下淳子[コウゲジュンコ]
税理士、米国税理士、CFP。外資系コンサルティング会社(監査法人)等に勤務ののち独立開業。税務会計顧問業、経営コンサルティング業のほか、全国各地の金融機関・商工会議所・商工会・各種同業者団体等の講演・セミナー、企業内研修講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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