内容説明
プロのコンサルタントが教える、正しく論理的にわかりやすく情報や意見を伝えるノウハウ。日々の連絡、プレゼン、メール、企画書、自己PR、部下指導などの“残念な伝え方”と劇的改善ポイントが実例でわかる。
目次
第1章 わかりやすく伝える(「起承転結」は使わない;結論、理由の順番で述べる ほか)
第2章 明確に伝える(事実と意見を区別する;客観的な事実を述べる ほか)
第3章 論理的に伝える(話のつながりに注意する;「暗黙の法則」を疑う ほか)
第4章 簡潔に伝える(箇条書きを活用する;グループ分けで表現する ほか)
著者等紹介
大石哲之[オオイシテツユキ]
経営コンサルタント。1975年東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社後、戦略グループのコンサルタントとして、全社戦略の立案、マーケティング、営業革新などのプロジェクトに携わる。その後、株式会社ジョブウェブ起業を経て、コンサルタントとして独立。コンサルタント・著述業を行なうかたわら、会社も経営。大石哲之事務所代表、株式会社ティンバーラインパートナーズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
11
★★★伝達力は表現力と構成力の2つの力から成り立っているが、本書は構成力を高める方に的を絞っている。伝えたい内容の構成や、順番、対応、論理、理由づけをチョット考えるだけで、グッと伝わりやすくなる。2014/01/27
Humbaba
6
どうせ伝えるのならば,できるだけ効率的に行うのがお互いにとってプラスとなる.そして,そのためにはまず何を伝えたいのかを明確化することが必要である.何を伝えたいかをまとめて,最初にそれを話す.そしてそのあとで必要であれば理由を説明する.このような方法で話をすれば,相手もすんなりと理解してくれるようになるだろう.2011/08/19
AoiHinata
5
「ブログを書くときに、参考になるかなぁ」と思って読みましたー。構成や順番、要素を考えて「分かりやすく伝える」。誤解が生まれないように「明確に伝える」。「論理的に伝える」。「簡潔に伝える」。2011/12/20
Dramaticseimei
4
久しぶりに再読。文章を書くとき、人に話すときのすごい簡単ながらも大事な振り返りができる貴重な本。 伝達力という言葉の裏にきちんと論理的思考とそれに則った伝え方を実践例交えて紹介してくれているので非常に振り返りと参考になる。★★★★★ 2021/12/07
Ken Sugawara
2
文章を分かりやすく伝えるためのポイントが57個も解説されている。いずれも易しく、事例を挙げながら説明されている。簡潔ながら、実は「演繹法」や「帰納法」も解説されている。この一冊をじっくり読めば、理解しやすい文章の書き方は上達するだろうと思う。2013/06/01