結果を出し続けるために―ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534047786
  • NDC分類 796
  • Cコード C0030

内容説明

人は、普通に続けられることしか続かない。思考を進化・深化させるために大切な3つのこと。変化が激しい時代の実力の磨き方。

目次

第1章 努力を結果に結びつけるために(対局中の九割は不利な状況を考えている;勝負で大切なこと ほか)
第2章 ツキと運にとらわれずに、最善を選択する(ツキや運、流れ、バイオリズムは変化し続ける;ツキや運に一喜一憂しない ほか)
第3章 一二〇%の能力を出し切る、プレッシャーとの付き合い方(最高のパフォーマンスはリラックス・楽しむ・集中から;プレッシャーがかかっているときは八合目まで来ている ほか)
第4章 結果を出し続けるにはミスへの対応が鍵になる(ミスをしない対局は一年に一回くらい;大きなミス、盲点に入ったミスはすぐに忘れること ほか)
第5章 自ら変化を生み出し、流れに乗っていくために(コツがわからないものほど面白い;真剣に打ち込むことでしか見えない道 ほか)

著者等紹介

羽生善治[ハブヨシハル]
1970年、埼玉県所沢市生まれの八王子育ち。6歳のときに将棋を覚え、1982年の小学生将棋名人戦で優勝。二上達也九段に入門し、プロ棋士養成機関の奨励会に入会。6級から四段までを3年間でスピード通過する。1985年、四段に昇段、史上3人目の中学生プロ棋士となる。デビュー直後の1986年度に、全棋士中で1位となる勝率(0.741)を記録し、将棋大賞の新人賞を受賞。1988年度のNHK杯戦では、大山康晴、加藤一二三、谷川浩司(準決勝)、中原誠(決勝)と、4人の名人経験者を立て続けに下して優勝。1989年、初タイトルの竜王位を獲得(当時、史上最年少の記録)。1994年、九段に昇段。1996年、王将位を獲得し「七大タイトル」すべてを独占、史上初の七冠王となる。2007年12月20日、最年少、最速、最高勝率で史上8人目の通算1000勝(特別将棋栄誉賞)を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

53
★★★★Audible。再読。休みの日のスケジュール管理は特にしません、気合いを入れすぎる練習は続けられませんから。なるほどですね。続けられることを意識してみよう。再読予定。2018/06/26

けんとまん1007

48
羽生さんの言葉は好きだ。決して派手はものの言い方ではないし、難しい言葉が使われているわけでもない(少しはあるが)。それでいて、深みと広がりがある。ということは、汎用的であり根源的なことなのだと思う。今、直前ではなく、10年後どうなのかを考える判断する。そのために必要なこと。また、プレッシャーがあるというのは、どういう状態なのかも、なるほどと思う。色紙に書かれる玲瓏の2文字。ここにエッセンスが表現されている。2025/02/22

akira

25
久しぶりの羽生名人の本。 勝負の世界にいる人の本は、読んでいて面白く刺激を受ける。まったく次元は異なるが、どんな人にも通じる羽生名人なりの対処法が、わかりやすく書かれている。 ミス、プレッシャー、集中、ツキ、不調。弱った時ほど、人間は流される。そんな時どうするか。 しばらく保守的だった時期なので、ドキっとした。単位時間あたりの速度変化と方向は、確かに今の自分を浮き彫りにする。 「自分がこの三ヶ月をどのようにすごしたかをトータルで見てみると、積極的だったのか保守的だったのかが、明確にわかります」 2014/11/30

かず

23
★★★★Audible。2017/10/18

チャー

20
将棋に関わらず、生活の中で著者が大切にしている考え方が綴られており大変勉強になる。良好な流れを取り入れるためには他人のアドバイスに乗ることも一つお方法であるが、その際は自分自身がどう感じるかを見極めることも肝要。もうだめだと思うときは実は結構いいところまで来ているという指摘は、あと一歩踏み込むための一押しになる。選択する際はその結果の善し悪しではなく納得できるかどうか。保守的な選択は10年後にリスクになる。自分にとっての価値のあることを続けていけることが理想であり幸せなことであるという言葉は印象的。2025/02/08

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