内容説明
会社をつぶしたら、元も子もない…。けれど、社員に払うカネもない!そんな悩み多き社長さんに、「解雇の作法」教えます。
目次
第1章 社員を辞めさせることは「悪」ではない
第2章 社員の正しい辞めさせ方
第3章 社員に退職届を提出させる説得術
第4章 社員の雇用を守りながら危機を乗り越える方法
第5章 ケース別「問題社員」対応法
第6章 社員を辞めさせると起こり得るトラブルに備える
著者等紹介
井寄奈美[イヨリナミ]
大阪市出身。特定社会保険労務士。井寄事務所代表。2005年度大阪労働局総合労働相談員。関西学院大学文学部英文学科を卒業後、大阪船場の繊維商社で11年間勤務。同社を退職後、2001年社会保険労務士資格取得。人事コンサルティング会社勤務を経て、2006年4月に独立開業。現在は、“社員のモチベーションを上げる仕組み作りのプロフェッショナル”として、就業規則の作成、人事評価制度の導入、賃金設計など、中小企業経営者の社外参謀として顧問先企業の業績アップに貢献している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒイロ
8
社労士先生が記載した書籍ではなく、雇用調整コンサルティングを経験されたことがある先生が記載されていると思います。1点、希望退職制度の運営に関してですが、これは記載が間違っているのかなと思った点がありますが、その点以外は問題がない記載がなされていると思います。 今後雇用調整コンサルティングのニーズが増えるかもしれないと思い、昔取った杵柄でインプットしたく、再度確認となりました。 この手の分野で仕事をしなければならなくなった方についてはこの書籍は圃場に役に立つと思います。2020/05/09
ねじちょこ
3
社員を辞めさせるのにもなかなか出来ないんですってことがわかったが・・・特にこれといった解決法は見当たらない。当たり前のことしか書いてなかった。もっとこうすごい裏技があるのかと期待したが期待はずれだった。でも労基法の過剰な保護っぷりが経営者の頭の痛い理由だということもわかった。労基法は雇う側にはあまりに厳しい法律だな。悪法といってもいいくらいですな。2012/07/09
dpx400jp
1
”ゴーイングコンサーン”いわゆる継続的発展を使命とする企業活動において、社員の解雇、給与カットが避けられない場合がある。その場合に、いかにトラブルを防ぎスムーズにリストラを行えばよいかということについて、社会保険労務士の著者が書いた本。 取り扱いづらい内容を、実務の観点からわかりやすく記されていて、人事担当者はもちろん、事業の責任者にとっては必読の本ではないでしょうか。2010/11/06
とんび
1
「会社を潰してはいけない」という前提が大間違いで、もはや市場性のない「会社を綺麗に潰す」事こそ大事ではないかと思う。この本は「今までは役に立った知識」かもしれないが、今後はあまり役に立たないように思える。2011/08/21
我門隆星
0
ざっと斜め読み。比較的マトモというか何というか書いている事フツーすぎ。2012/04/27