目次
第1章 ロジスティクスは企業の新たな利潤源
第2章 出荷動向に同期化した生産活動の実現
第3章 ムダな在庫を抑制する仕入活動への転換
第4章 在庫と顧客納品の両面で密接に関係する営業活動
第5章 物流はロジスティクスを構成する1つの活動
第6章 在庫管理がロジスティクスの運用を可能にする
第7章 物流ABCによる“見える化”で物流を抜本的に変革する
第8章 企業間の連携を実現するSCM
第9章 環境負荷を軽減するグリーン物流
第10章 3PLをめざす物流業界
著者等紹介
湯浅和夫[ユアサカズオ]
1946年埼玉県生まれ。1969年早稲田大学第一商学部卒業、1971年同大学大学院商学研究科修士課程修了、同年、(株)日通総合研究所に入社。同社常務取締役を経て、2004年に株式会社湯浅コンサルティングを設立、代表取締役社長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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K
10
仕事関係で参考になるかと思い読んだけど狭い領域でのロジスティクス(物流)について述べてあって世界の荷動きなどには触れられてなかった。在庫管理担当者や営業担当者などには役立ちそう。2016/01/13
牧神の午後
6
8年ほど前の本だからか、冒頭の例ほど物流管理レベルの低い企業は流石にもうないだろうと思います。SCMの最適化に向けた需給バランスの調整、営業や社内の責任・役割分担の話は、当たり前の話であるがゆえにまっとう。ただ、仕入れ先との協業の部分、日本でなかなかCPFRが普及しない現状についての考察なしに、精神論チックにがんばればうまくいくはず、というのが少々物足りない部分。また、物流も含めて、ということでABC分析も取り上げているのですが、なんとなく流れが悪くなってしまったような。2014/08/06
ふろんた2.0
5
仕事の参考書。物流とロジスティクスの違いが氷解した。2013/03/25
Kaedina
2
確かに基本的なところを解説した本。良い物流とは効率的な物の流れとデータの管理、そして責任の所在の明確化。内容的には図を加えて3~4分の1の分量で見せたほうが理解しやすいかも。2017/07/28
keisuke-matsuda
2
ロジスティクス=責任を明確化し、市場動向に合わせて在庫や物流の適正化をする役割2009/07/06