内容説明
定量分析を「意思決定」に活用する実践方法がわかる決定版。効果的に定量分析を行なう「意思決定のためのツール」が満載。
目次
第1章 ビジネスシーンで求められる意思決定力とは
第2章 「定量分析」を用いた意思決定のやり方はこうする
第3章 ケーススタディ1 確実性が高い時の「定量分析による意思決定」
第4章 ケーススタディ2 リスクのある時の「定量分析による意思決定」
第5章 ケーススタディ3 不確実な時の「定量分析による意思決定」
第6章 定量分析とビジネス数学の関係
著者等紹介
中村力[ナカムラチカラ]
1955年生まれ。数検財団研究開発部ディレクター、数学コーチャー統括監。北海道大学大学院理学研究科修了。日本無線で8年間、JFEスチールで15年間、企画戦略、エンジニア、セールスなどを経験。業務改善(導入費用対効果)提案、操作デモ、市場調査、秋葉原量販店への販売促進、需要予測などを定量分析で行なう。2004年から数学とビジネスの接点を見出すべく、数検財団にて研究開発を続ける。その際、ビジネス数字の定量分析、シミュレーションなどを重要テーマとする。06年ビジネス数学検定(ビジネス数検)の立ち上げに参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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とある大学生の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
9
ビジネス数検1級に合格するには必須の参考書でしょう。2級までは私は合格しましたが、1級のサンプル問題を解いてみるとわかりますが、絶対に特別な学習が必要です。一度読んでも頭に入っていかない数式や概念があるので何度も読まなければなりません。数学がビジネスにどう使われるのかを知ることもできます。調査の上で判断するのに数字を分析することがとても重要だということがわかります。2015/11/03
inami
3
◉読書 ★2.5 今日のビジネス環境における不確実性も加わって、様々なビジネスシーンにおいて的確で高度な「意思決定力」を求められる機会が増えてきている。定量分析は数字を用いてある事象を表現し、評価・判断するプロセスだ。本書は様々な分析ツール、多くの事例が紹介されている。経営層レベルでの意思決定における基準はどのようなものか?稲盛さん(京セラ)は何を基準に判断すべきか悩みに悩んだ末に経営における判断は、「人間として何が正しいか」ということに気づき、会社経営の原理原則とした。テクニカルより倫理感が優る・・2017/09/09
復活!! あくびちゃん!
1
表紙等の見た目と違い、案外読み易い。“「意思決定力」を鍛えよう!”とあるが、どちらかというと分析ツールの紹介という内容である。どのような分析方法か知らなかった(『○○の原理』等)が、実際に使用していたものがいくつかあるなど取っ付き易く、(途中の計算式さえ飛ばせば)文系の人でも十分読み切れます。2009/07/13
Sugh
0
面白い。かな。数字で表すって大事よ。2017/07/16
まるる
0
頭の体操に2013/01/31