内容説明
2007年の金融商品取引法の施行で、国内のアドバイザー・代理店を通じてのオフショアファンド購入が不可能になった。そこで、本書は、海外のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を通して買う、海外のファンド会社に直接申し込んで買う、オフショア銀行に口座を開いて、その銀行で買えるファンドを買う、という3つのアプローチで、海外に資金を移して積極的に運用する手法を伝授する。
目次
1 なぜ海外に資産を移すべきなのか(日本で資産を増やすのは不可能;海外に資産を移す意味 ほか)
2 オフショアの基礎知識(「オフショア」とは何か;オフショア金融はどうして生まれたのか ほか)
3 オフショアファンドの買い方(オフショアファンド購入方法は3通り;海外のIFAを通して買う ほか)
4 オフショアファンドの選び方(ファンドの選び方(1)―全体の流れ
ファンドの選び方(2)―ファンド用語編 ほか)
5 海外預金口座の開き方・活用のしかた(海外投資の窓口としての海外預金口座;「世界常識」レベルでの金利 ほか)
著者等紹介
松本弘樹[マツモトヒロキ]
早稲田大学社会科学部卒業後、日本勧業角丸証券(現みずほインベスターズ証券)にて勧角投資顧問、スミスニューコート証券、ドイツ証券等にてファンドマネジャー、金融法人の担当を歴任。その後、ソフトバンクを経て、上場企業の資本政策に関わるコンサルティングを行なう。現在、JGキャピタルマネージメント取締役社長。ヘッジファンドの運用戦略等に精通し、金融コンサルティングの立場から卓越したファイナンススキーム、資金調達等のノウハウは定評がある。2005年、GIR(グローバル・インベストメント・リサーチ株式会社)の立ち上げに参画。ヘッジファンドの調査・分析、ファンド組成等において、最高責任者として業務を統括している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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