生き残る生物 絶滅する生物

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  • サイズ A5判/ページ数 153p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784534042330
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0045

内容説明

カタツムリの「右巻き」「左巻き」って何?なぜトンボは2匹くっついて飛ぶの?オスからメスになる魚がいる?怠け者の働きアリがいるわけは?生物の不思議な生き残り戦略を大紹介。

目次

第1章 生物の自然への適応法
第2章 種形成の謎に迫る
第3章 どのようにして遺伝が起きるのか
第4章 次世代に残す最適な子孫の数は
第5章 生物の助け合い行動
第6章 生物のケンカを説明するゲーム理論と利他行動
第7章 絶滅と多種共存の謎

著者等紹介

泰中啓一[タイナカケイイチ]
1949年愛知県名古屋市生まれ。名古屋大学大学院理学研究科(理論生物物理学専攻)修了。理学博士。茨城大学理学部助手、同大学助教授を経て、1996年から約1年間、米マサチューセッツ工科大学客員教授を務める。1998年から、静岡大学工学部システム工学科教授。2006年から、同大学創造科学技術大学院教授を兼任担当。専門は、生態系と生物進化のシミュレーション研究

吉村仁[ヨシムラジン]
1954年神奈川県川崎市生まれ。ニューヨーク州立大学環境科学林学校大学院(生物学専攻)修了。Ph.D。ブリティシュ・コロンビア大学(カナダ)、デューク大学(米国ノースカロライナ州ダーラム市)、インペリアルカレッジ個体群生物学研究センター(英国)の研究員などを経て、1997年から静岡大学工学部助教授、2001年教授。2006年から、同大学創造科学技術大学院教授。専門は、理論生物学、とくに生態学と進化生物学の理論研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaya

9
この本は、『負けるが勝ちの生き残り戦略』+『働かないアリに意義がある』の内容を中心として図を多用し、広く浅く載せているといった本だと感じました。ただ、広く浅くと言っても、中身は非常に濃い内容です。生き物好きの子供にもオススメできる内容だと思います。次の言葉にピンと来たら読んで見ると良いでしょう!自然選択/ライオンの子殺し/いいかげんなアリの必要性/カタツムリの殻の巻きは右巻きと左巻きがあって、同じ巻きの者同士でないと交配をしない/ツバメの卵の最適数は?なぜ多くの卵を産まないのか?/最適な群れの数/黄金律2011/11/15

あーさー

1
生物の生体について、平易な文章とイラストで分かりやすく綴った作品。ゲーム理論のような「理屈」の部分は理系の知識がサッパリの私には難しかったですが、以前にテレビで見て気になっていた「素数ゼミ」の記述もあったので嬉しかったです。2024/04/17

ひでかみ

0
2.52014/10/24

リル

0
結構幅広い内容です。2010/06/21

numainu

0
評価B2008/10/06

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