出版社内容情報
水質浄化・生理活性・ガン治療・タンカーの省エネ・アイスクリームの食感･･･。直径1/1000ミリの泡を使った注目の技術のしくみから発生方法、応用技術までを豊富な資料とともに解説。新製品開発を目指す企業関係者はもちろん、サイエンス好きの読者にも注目の１冊。
内容説明
カキ・ホタテの蘇生から水質浄化・半導体の排水処理、人の健康と若返りまで、「超微細な気泡」が世界を変える。直経１マイクロメートル＝１０００分の１ミリの超微細な気泡。それがいま、食品・医療・ガス・電力・海運・美容・健康・半導体など、新製品開発・産業創成を目指す３０００の企業から熱い関心を集めている。そのしくみから発生方法、最新の応用技術までを、マイクロバブルの世界的権威が豊富な資料とともにわかりやすく解説。
目次
プロローグ 常識を覆す“ミラクルバブル”
第１章 マイクロバブルとの出会い
第２章 マイクロバブルが広島カキを救う
第３章 ホタテ、真珠でもミラクルが起きた！
第４章 マイクロバブルとは何か
第５章 マイクロバブルの発生方法と発生装置
第６章 マイクロバブルによる驚異の生物活性
第７章 マイクロバブルで世界が蘇る
エピローグ ロマンあふれる未来の扉を切り拓け
著者等紹介
大成博文［オオナリヒロフミ］
マイクロバブルの第一人者。１９７４年、山口大学大学院工学研究科修士課程修了（工学博士）。徳山工業高等専門学校教授。１９８０年代初めからマイクロバブル技術を独自に開発し、ダム貯水池の水質浄化や水産養殖の改善に役立てる。大量斃死が続いた広島のカキ、北海道のホタテ、三重のアコヤガイを救い、成長促進による大幅な期間短縮、品質向上、生産額増大に寄与。日本高専学会会長。日本混相流学会理事・混相流技術リエゾン専門委員会委員長。日本混相流学会「技術賞」、日本流体力学会「流体力学技術賞」など受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
