出版社内容情報
他の類書とは異なり、「まっすぐな線の引き方」という基本の基本からはじまる、本当に字が上手くなる本。「きれいな字とは?」「字が上手くなるとはどういうことか?」といった根本原理から、字を化粧するテクニックまでを詳細に解説する。
内容説明
自分の字に悩むあなたに、最も基礎的なところから最短距離で字をきれいにする方法を教えます。
目次
第1章 「きれいな字」とはどのような字か?
第2章 まっすぐな線の引き方・バランスのとり方
第3章 まっすぐな線とバランスを身につけるトレーニング
第4章 筆記具と姿勢についての基礎知識
第5章 書道に学ぶ「お手本」の正しい見方・使い方
第6章 字を一段ときれいにする四つの秘訣
第7章 具体的な欠点を直す「字の悩み」Q&A
著者等紹介
高宮暉峰[タカミヤキホウ]
本名:高宮華子。1975年生まれ。小学1年時より田中昌峰に師事。18歳より和香会書道展に出品。読売書法展入選3回。25歳で日本書道教育連盟・書道師範となる。その後自ら書道教室を開き、書の心を広く伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seraphim
20
字はバランスが大事だとは思っていたが、線の書き方まで意識したことはなかった。ペンの持ち方や肘の使い方、姿勢、筆順の重要性まで、目から鱗だった。それらをきちんと意識して、下手なりに丁寧な字を書くように心がけたい。そしていずれは、もっと美しい字が書けるようになりたい。2016/01/22
nocturne2015
10
P42、43にある、線をまっすぐに引く練習をさっそくしてみる。案外むずかしい。局所局所で、線が違う方向に行く。この本を読もうと思ったのも、まさにまっすぐに線を引くのはむずかしいと、以前から思っていたから。多分、毎日練習をすれば、まっすぐ引けるのだと思う。その他の字の部位ごとの練習も、役に立ちそう。しかし、前述のように毎日練習しないと、ものにならないと思う。2024/06/12
月華
4
2006年5月初版発行。2015年12月第14版発行。心得帳、という感じでした。書道のお話が多いと思ったら、師範の方でした。最後にQ&Aがありました。筆圧を強く書くコツがあれば知りたいなと思いました。早く書いてもゆっくり書いても大きくは時間は変わらないとのこと。心にとどめたいと思いました。2018/01/04
す○○
4
「文字は人なり」と言うが、定期的に字を上達させたくなる衝動に駆られる。ワークシートではなく読み物なので、一二三それぞれの線の書き方の「短い線は下向き、長い線は上向き」に反る、など目から鱗的な気づきがあった。まっすぐな線を引くことは容易ではない(特に縦線)。2012/10/14
ウッチー
3
字が汚いと恥ずかしい歳になってきたので、ペン字の練習を思い立った。本書のタイトルである「まっすぐな線」を引く動作は単純に見えて意外に難しい。姿勢や肘の扱い方など知識だけは豊富になったが、練習が継続出来ない。2017/04/18
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