モーターボーイズ!―クルマづくりに懸けた、中学2年間の汗と感動の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784534039576
  • NDC分類 537
  • Cコード C0075

出版社内容情報

500チームが参戦するエコカーレース(1リッターで何キロ走れるかを競う)に、中学生チームが初参加。工具の使い方さえ知らなかった連中が、悪戦苦闘しながら独自のクルマを手作りし、雨中の鈴鹿、ツインリンクもてぎを駆け抜ける感動の成長ドラマ。

内容説明

工具の使い方さえ知らなかった中学生が、「1リットルで何km走れるか」を競うエコカーの全国大会に中学生チームとして初参戦!スタート直前、動かないマシン。迫るスターター・フラッグ…。「あぁ!もうダメだあぁぁ…」彼らの夢は、彼らの想いは、サーキットの空に届いたか?!エコカーを限りなく愛するエコラン先生と長野県の公立中学校の技術科選択授業チームが、おそれも知らず、天下の「鈴鹿」「ツインリンクもてぎ」に挑んだ感動の2年間の軌跡と奇跡。

目次

1 すべてはリヤカーから始まった―少年時代のささやかで大きな挑戦(ものづくりが遊びそのものだった時代;改造されたリヤカー)
2 名づけて我ら、根性チーム―手づくりエコカー、ついに誕生!(参考書は唯一、「CG」誌だけだった;エコカーづくりに集う仲間たち ほか)
3 中学生チームの誕生―工具さえ使えなかった子どもたち(中学生が何か打ち込めるものを;篠ノ井西中のエコカーは金をかけずにつくる ほか)
4 走れエコカー、鈴鹿サーキットの攻防―中学生、鈴鹿の大地に立つ!(中学生エンジニア、いよいよ始動;ホンダの鈴鹿大会に向けて高まる意欲 ほか)
5 雨中の全国大会、ゴールめざし駆け抜けろ!―中学生エンジニア、最後の挑戦(ニューマシンをゼロから設計したい;トップチームからのアドバイス ほか)

著者等紹介

箕田大輔[ミノダダイスケ]
1970年、三重県生まれ。1995年信州大学教育学部卒業。大学院在学中に大学教授を巻き込み、仲間と共に1リットルのガソリンで何キロメートル走れるかをテーマにしたクルマを製作し、鈴鹿の大会などに8年連続出場。95年、長野県の公立中学校に採用され、技術科担当として教壇に立つ。現在、長野市立篠ノ井西中学校勤務。大学院時代に経験したノウハウを中学生に伝えることで、中学校の選択授業や部活動で「中学生によるクルマ(エコカー)づくり」を実践(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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コーヘー@

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公立中学校で「技術」を教えている教師の元に集まった中学生たちが、エコカーを制作して全国大会を目指す物語。車を作り上げるなかで、普段はスポットが当たらないような生徒がいきいきしていくその様子を見て、私は元気をもらった。本著の山場である茂木大会、鈴鹿大会に、どちらも応援として帯同したが、その時小学生だった私は、チームがこんな苦労を積み重ねてきたなんて知らなかった。今思うと、ちょっぴり申し訳ないのである。箕田教諭はこの後、転勤先の中学校でもエコカーづくりをしているようだ。この先も、作り続けて欲しい。2015/04/13

鼻毛カッター

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せいぜいキットを使って組み立てた程度を大げさに書いてんだろ…と読み始めたらかなり本格的なのでびっくり。箕田教諭が当初、地味でおとなしく積極性に欠けるのではと見ていた生徒が水を得た魚のようにどんどんのめりこんでいく描写が良かった2010/04/19

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