出版社内容情報
音楽鑑賞や演奏を楽しむために欠かせないのが「楽典」の知識。本書は、難解で、とっつきにくいとされる楽典の知識を、初心者でも理解できるよう楽しい話を交えながら、やさしく解説する。楽譜が読めると音楽はもっと楽しい! クラシックファン必携の一冊。
内容説明
音楽を理解するために必須の知識「楽典」をやさしく解説。
目次
1 音の高さを読む
2 音の名前と音同士の関係
3 音の長さを知る
4 音の並び方には規則がある
5 和音は音の縦の響き
6 速度や表情を示す記号は?
7 作曲家の音楽構成法
8 オーケストラの総譜を読むために
著者等紹介
青島広志[アオシマヒロシ]
1955年東京生まれ。東京芸術大学および大学院修士課程を首席で修了し、修了作品のオペラ「黄金の国」が同大図書館に購入され、過去2回の東京都芸術フェスティバル主催公演となる。作曲家としては「火の鳥」「黒蜥蜴」など7作のオペラ、「イソップ動物記」「その後のピーターと狼」などの管弦楽曲、「マザーグースの歌」「ビリティスの唄」に代表される多くの合唱・独唱曲がある。ピアニスト・指揮者としての活動も30年を超える。NHK「ゆかいなコンサート」「みんなのコーラス」「高校音楽講座」にレギュラー出演。テレビ朝日「題名のない音楽会」のブレーンを務め、多くのメディアで解説者として活動。東京芸術大学・都留文科大学・都立芸術高校講師、日本現代音楽協会・作曲家協議会・東京室内歌劇場会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
5
楽典ってこんな内容だったの!?と、目から鱗。本物の方は、文章は難しいし言葉は古いしで読みにくかったんですが、この本はスラスラと読め、内容が頭に入ってきやすかったです。もともと作曲の勉強がしたくて「まずは楽典から…」と読んでみることにしたんですが、この本はぴったりでした。今までなんとなくでしか分かっていなかったことが、はっきり説明されていて、なんだかすっきりしました。 次は、コード理論、音楽理論の勉強に挑戦してみようかな?2021/03/19
あ
3
面白く勉強できたけど、全く覚えてはいない。理解はしたって感じなので、これからことあるごとに必要なところだけ読んでみようと思った。ソルフェージュやっぱ習ってみたいなーと思ったけど、バイオリン始めたばかりだしまだ全然下手くそなのになーとも思う。でもやっぱ楽しそうだなとこの本読んでより思った。子ども向けの本も読んでみようかな。2024/08/31
街場マチ子
3
図書館本。10代の頃ブラバン(アルトサックス)で必要に応じて身につけた程度の知識しかないのだけど、昨年ピアノを習い始めたり、最近クラシック鑑賞も久々にするようになってきたので、基本を勉強したいなと。読み物としても面白く、入門者にとって過不足なく丁度いい。購入して常備しておこう。2020/06/17
たい焼きは中身無し@復活したい
3
私が幼少期の頃、青島さんのサイン会で買ってもらったこの本。幼少期だから…5歳6歳か。当時の自分で理解できたのだからとても解りやすい一冊。基礎の基礎といった感じ2014/09/16
suzannhw
1
楽譜を読むための規則を解説した本。用語の解説から始まり、最後に「運命」の冒頭部分の楽譜を解説している。 音楽理論自体が難しいと思うので、クラシックを少し理論的に齧ってみようというレベルの私では、わかるというレベルには至らなかった。音と耳で理解できる補助があると良い。 2022/02/23
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