出版社内容情報
「なぜ、世界の主な半島は南向きなのか?」という「些細な不思議」を例題に論理的なモノの見方を示すとともに、論理学で使われる言葉や概念、規則といった基礎知識についてわかりやすく解説。論理学の知識を体系立てて身につけられる「入門のための入門書」。
内容説明
論理的に考える際の基礎となる論理学。初めて論理学を学ぼうという人に最適な、入門のための入門書。
目次
第1章 半島の南向き問題
第2章 論理とは何か
第3章 論理学とは何か
第4章 論理学の規則
第5章 論理学の原理
第6章 誤謬と詭弁―論理学の反省
著者等紹介
三浦俊彦[ミウラトシヒコ]
1959年長野県生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、和洋女子大学教授。専攻は分析哲学、美学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
10
哲学・論理学には珍しいリファレンス型の読み物です。とびとびに読んでも多分読めると思います。2012/07/08
_apojun_
3
図書館本。パラドックスとかに興味があったので、一回学んでみたいと思ってたけど、難しそうなので手が出せなかった論理学。はしがきに入門書のための入門書と書いてあったのでこれなら、と思い手に取ったが玉砕。 書かれている言葉自体は比較的平易なんだけど、その奥の深さにはとてもついていけませんでした。 後半になると具体的な例が増えてくるのでまだ理解もできるのですが、序盤の論理学の論理というべきところはほんと難しかった。2022/12/04
たこやき
3
論理学の入門書として超良書です。 論理学を全く知らない人やビジネス系論理的思考本は読んだ事があるけど、学問としての論理学の本は読んだ事がない人におすすめです。文理問わず、理解できます。 Wikiの詭弁の参考文献として掲載されていますが、論理的誤謬だけでなく、「命題」、「言明」、「背理法」、「オッカムの剃刀」、「ド·モルガンの法則」「演繹法·帰納法」等の用語について分かりやすく、丁寧に詳しく書かれています。 また、導入レベルの記号論理学に関するページもあります。 事典なので何度も読む事をおすすめします。2021/07/15
オランジーナ@
3
他の論理学入門書系の本よりはわかりやすいかな?辞書として使えると思う。2017/03/19
009920
1
入門の入門に最適な一冊。2015/02/28