出版社内容情報
江戸中期、83歳の貝原益軒が健康増進・長寿の秘訣を披露した『養生訓』。この江戸期最大のベストセラーが現代医学の視点を取り入れ、いまよみがえる。禁欲や抑制を強いるのではなく、江戸期随一の“人生の達人”益軒が豊かな生き方を指南する、生を楽しむ実用書。
内容説明
食生活や生活リズム、性生活、医者選びなど、生活のさまざまな場面について、貝原益軒が身をもって経験し、蓄積したノウハウがいま甦る。
目次
第１章 養生―長生きの条件
第２章 根源の気―健やかさの基本
第３章 気―無駄づかいせず惜しむべし
第４章 食―穀肉菜のバランスと腹八分のすすめ
第５章 酒―長寿の薬・酒の飲み方
第６章 性欲―天寿をまっとうするための性生活
第７章 導引―誰でも簡単にできるあんま法
第８章 医薬―自然治癒力を信頼すべし
著者等紹介
平野繁生［ヒラノシゲオ］
１９３１年生まれ。医書専門版元中山書店を経て、マキノ出版設立に参加。７４年、健康雑誌『壮快』創刊に参画し、編集担当役員に。８３年、『壮快』の姉妹誌『安心』創刊とともに編集長。８７年よりフリーの医療ジャーナリストとして活躍中
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