出版社内容情報
昇進・昇級試験や資格取得を目指して勉強をしている社会人の最大の悩みは、勉強時間の確保と記憶力の衰え。それらをカバーする最小時間で最大効果をあげる科学的な記憶法を、医学博士で大学受験生向け勉強法で人気の著者が紹介する。
内容説明
記憶の中枢は大脳辺縁系にある海馬。海馬の神経細胞同士は、シナプスと呼ばれる部分で結合して神経のネットワークを形成しており、それによってモノを暗記する。だから海馬の活性化を目指した勉強法でなければ成果は上がらない。勉強学の大家・ドクター福井が教える最新脳科学にかなった効率勉強法で難関試験突破。
目次
第1章 脳科学的見地からみた記憶力アップ法(記憶力アップのカギを握るもの―それが海馬だ;βエンドルフィンを増加させると記憶力がアップする ほか)
第2章 脳科学的に正しい勉強計画の立て方(長期記憶を効率よくつくる科学的な復習計画;ジェンキンス理論を活用した就寝前勉強計画 ほか)
第3章 脳科学的見地からみた要領のよい勉強法(テキストと問題集、要領のいい選び方・使い方;脳にも「火事場の馬鹿力」がある。それを要領よく使え ほか)
第4章 脳科学的見地からみた頭のよくなる食品と環境づくり(要は献立次第。日常的な食事で、脳はパワーアップできる!;「魚」と「大豆食品」のよさは、脳科学的に証明済み ほか)
著者等紹介
福井一成[フクイカズシゲ]
昭和30年生まれ。開成高校卒業後、昭和50年に東大の文科2類(経済学部進学課程)に入学。半年後に中退し、再受験によって東大の理科3類(医学部進学課程)に合格。東大医学部卒業後、東大附属病院に勤務しつつ、大学受験生向けの著書を多数執筆。安田生命の医事研究室長を経て、現在は東京都の介護老人保健施設の施設長。医学博士(専門は高血圧)
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