出版社内容情報
レンズは、メガネやカメラばかりか最新技術にも欠かせない存在。本書は、種類・基本性質・収差などからレンズ製品まで、光学用語や数式を最小限にとどめ、豊富な図絵でやさしく解説。初学者からビジネスマンや学生を対象とした、類書を見ない“レンズ入門書”。
内容説明
球面状に磨かれた単レンズ…精緻を極める複雑な光学系…。その基本性質を説きながら、光学とレンズの繰り広げる不思議で魅力的な世界を豊富な図解でやさしく解説。
目次
序章 レンズのあれこれ
第1章 レンズの基本
第2章 レンズと光学
第3章 レンズの製作
第4章 レンズの基本性質と収差
第5章 光学系とは
第6章 身近なレンズ製品とそのしくみ
第7章 産業機器に使われているレンズ
著者等紹介
永田信一[ナガタシンイチ]
1957年福岡市生まれ。高校生のときに反射望遠鏡を自作し、光学機器製作の面白さと難しさを知る。名古屋大学理学部物理学科で天体物理を専攻。卒業後、大日本スクリーン製造株式会社に就職。顧問の脇本善司氏にレンズ設計の指導を受け、その面白さに開眼。光学関連特許発明18件。1995年、大日本スクリーン製造株式会社を退社。株式会社目白プレシジョンを経て、1997年独立し、レンズ設計を業務とする株式会社レンズ屋を設立。現在、同社代表取締役
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささかまん
1
数式全部理解できたとは到底言えませんが、図が多かったのでレンズについて多少は知識がついた気がします。2024/10/17
OjohmbonX
1
わっはー。おれみたいな阿呆にもよう分かるわ。ザイデルの五収差+色収差って光路図で見せてくれることはよくあるけど、ここでは像として結局どう見えるのかをカラーの図で見せてくれてイメージしやすいわ。他書だと割とぽんぽん飛ばしてまうような説明も、ひとつひとつ積み重ねてくれて。ただ丁寧な分、浅いから、入門書やね。こんな丁寧なのに最後の最後ステッパーの説明で「レチクル」が「レクチル」になっとるのは何でや。版も重ねとるのに。あとちょっとで終わりなのに。かわいいやん。なでなでしたる。2011/06/08
相模川のおじさん
0
学校で習う以上プロ未満の人向けの本。レンズのこと知らな過ぎでした、自分。2015/01/15
ひろさん英語勉強中
0
確かに入門にはよいかも2012/11/10
なるう
0
とりあえず一読。 図も多くて、入門書として分かりやすく書かれていた。2020/05/10
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