出版社内容情報
深層心理と呼ばれる人間の無意識の領域を分析すれば、ココロの暗闇が見えてくる! 無意識を発見したフロイトは、いかにして人間の深層心理に迫っていったのか。本書では、イラストを交えながらその過程を紹介し、精神分析とはなにかをわかりやすく解説する。
内容説明
友だちとの待ち合わせ時間を間違える、見知らぬ人の夢を見る、妻子ある上司と不倫する…一見、よくある話でもこんな“症状”にはわけがある。フロイトが発見した精神分析の世界をイラストをまじえてわかりやすく解説。
目次
第1章 精神分析ってそもそも何?
第2章 精神分析はどうやって生まれた?
第3章 無意識と錯誤行為の関係は?
第4章 フロイトが夢の研究から得たものとは?
第5章 人はどうして神経症になる?
第6章 『精神分析入門』以降の主な理論とは?
第7章 治療はどうやって行なわれる?
第8章 フロイト以降の精神分析
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
frosty
6
心理学初心者でも普通にわかりやすかった!! 私が思っていたものとはちょっと違ったかな~ 私の考え方だとフロイトよりアドラーとかのほうが近いみたい♪2015/01/23
riviere(りびえーる)
5
精神分析の基本的な事柄を分かりやすく説明しています。著者は心理学の専門家ではなさそうですが、よく調べている感じです。タイトルどおりかわいいイラストがふんだんに使われており、とりわけ心の構造の説明のところでの超自我、自我、エスのイラストには笑いました。 2018/01/14
精看探求士
1
恥ずかしながら今までフロイトの事を深く知る機会がなかった。精神分析とは無意識の発見と端的にいう事もでき、神経症の治療のために研究に励んだ歴史と説明することも出来るかもしれない。教科書的な勉強をする前に本書を読んでおきたかった。理解が全く違うものになるだろうと思う。アドラーブームの前に、本書を一読するのも良いと思う。可愛いイラストも楽しい!2015/05/10