出版社内容情報
市場の変化とともに、ますます広がりをみせるデリバティブ(金融派生商品)。その基本的なしくみから多用な利用法までを、難解な数式を使わず、オール図解で解説。高度な数学の知識がなくても、だれにでもデリバティブの基本が理解できる入門書の決定版!
目次
1章 デリバティブの全体像をとらえる
2章 生物市場と取引のしくみ
3章 スワップ市場と取引のしくみ
4章 オプション市場と取引のしくみ
5章 デリバティブ活用商品
6章 デリバティブの特徴とリスク・ヘッジ機能
7章 デリバティブのリスク・マネジメント
8章 財務戦略と管理体制
著者等紹介
三宅輝幸[ミヤケテルユキ]
1963年東京外国語大学卒業。東海銀行ロンドン支店長代理、シンガポール支店次長、国際資金室長、中京銀行国際部部長、顧問などを経て、現在、和光大学経済学部教授。横浜商科大学講師、国士舘大学講師、東京産業貿易協会講師、国際貿易ビジネス協会試験委員などを兼務
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感想・レビュー
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ハティー
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デリバティブのしくみが図を用いて見開き一ページでいろんな項目解説してある本。入門書としてはまぁまぁだった。具体例がなかなか無さそうな例ばかりで身近感はなかった。デリバティブで損失被って倒産した会社いっぱいあるし、安易に手を出してはいけないと再確認。本来の利用目的の通り将来のリスクをヘッジする目的で利用するには便利だと思った。ただ全額ぶちこんでもダメだし、自分の商売についてよく理解してどれだけ為替なり振れたらヤバイなってとこから逆算して使うものだと思った。投機目的ではなくあくまでリスクヘッジの手段として。2018/09/17