出版社内容情報
7月26日の店頭公開に照準を合わせ、日本マクドナルドの創業者・藤田田の全貌を明らかにする。中学受験に失敗した話や、マクドナルド・ハンバーガーとの出会い、独自の金銭哲学など、元社員ならではのエピソードが満載されたヒント一杯の一冊である。
内容説明
外食産業“最後の大物”として株式公開が話題を呼んだ日本マクドナルド。その創業者・藤田田は今日まで何を考え、どう行動してきたのか。発想法、人心収攬、金銭哲学―その“頭の中”を解剖する。
目次
第１章 “文化”は高いところから低きへ流れる
第２章 儲かる経営にはコツがある
第３章 できる社員は優しく“こき使え”
第４章 お金は女性と同じく寂しがり屋だ
第５章 照れを隠して偽悪を装う
著者等紹介
中園，ジーン［ナカゾノ，ジーン］
１９４９年大阪市生まれ。１９９７年豪州国市民権取得。神戸市外国語大学在学中に二人乗り自転車でアメリカ合衆国を横断。それがきっかけで大学卒業後の７３年、日本マクドナルドに入社。店舗勤務や社員教育、品質保証業務に携わるなど１８年間勤務ののち同社を退職し、９０年に豪州ゴールドコーストに移住する。現地では、日本料理、焼肉料理レストランの支配人を歴任し、現在、シドニー市ＧＳＦ社にてＱＡマネジャーとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
24
★★★★Audible。私は「藤田田」という人物を知らなかったが、とても興味が持てた。2017/11/28
karen
1
藤田氏が貿易業時代にアメリカにカトラリーを納品しようとしたが船では間に合わないので飛行機で間に合わせた、若き頃の孫氏にアドバイスをしたという話はどこかで聞いたと思ったら、「ユダヤの商法」を読んだのだった。まだまだ男女平等でない時代から女性を管理職に登用したり、社員の奥さんの誕生日にお花を贈ったりと、女性を重用することが会社を存続させていくのに大事なのかも（人類、女性が多い。つまりお客さんも女性が多い）サンクコストを気にせず良いものに投資していく姿勢は重要。こんなにも先見の明があるのはなぜなんだろう。2024/04/27
ウマカラス
1
【「女性社員」や「社員の奥さん」への心遣い】Audible。昭和の圧倒的男社会の中にあって、女性への心遣いが印象に残った。思えば、リクルートの江副さんも似たような考え方だったようだし、野球の星野さんの監督時代も選手の奥さんへの気遣いが丁寧だったそうだ。誕生日に花を贈るとか。今では時代や価値観も変わっているので、まんま同じことやっても効果は疑問符がつくかもしれないが、従業員としても消費者としても、女性への関心が薄いと成功はできないのだと感じた。2022/05/29
w
1
女、口、子どもを狙う。2011/09/01
ほー
0
1926年（大正15年）3月13日 - 大阪府大阪市に生まれる。旧制大阪府立北野中学、旧制松江高校を経て東京大学に進学。 2003年（平成15年）3月 - 日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長兼CEOを退任。 2004年（平成16年）4月21日 - 午前5時56分、心不全のため逝去。享年79（満78歳没）。2016/08/20
