出版社内容情報
現代世界は、最近約200年ほどの世界の動きの中で作られてきた。その流れを振り返ることによって、湾岸戦争も、印パ紛争も、パレスチナ問題も、ソ連の崩壊も歴史の本質が見えてくる。現在の新聞やニュースからではわからない世界情勢、現代を知る一冊。
内容説明
ドラマは産業革命から始まった!2度の大戦と冷戦を経て、現代はこう創られた。
目次
第1部 18・19世紀の世界(産業革命で変わっていく世界―産業革命により世界経済を支える「資本主義」が登場する;ヨーロッパを覆った「国民国家」―ナポレオンが示した「国民国家」という新しいシステムの力;巨大国家アメリカの誕生―わずか13の植民地からあっという間に巨大化するアメリカ;ヨーロッパにより苦悩させられるアジア―世界中のあらゆる地域がヨーロッパの周辺に!)
第2部 20世紀の世界(世界中でぶつかり合う帝国主義―ドイツとイギリスの対立により緊張度が高まる世界;第一次世界大戦で浮上するアメリカ―ヨーロッパを一気に没落させた第一次世界大戦;揺れはじめるアジア・アフリカ―植民地からの「自立」を模索しはじめるアジア・アフリカ諸国;経済危機から始まった第二次世界大戦―世界恐慌が引き起こした地球規模の大戦争;冷戦と新しい国家の誕生―米・ソの冷戦のなか新興独立国家が世界中に誕生するが…;一体化する地球の新たな試練―経済・民族…価値やシステムが多様化していく時代)
著者等紹介
宮崎正勝[ミヤザキマサカツ]
1942年、東京都生まれ。東京教育大学文学部史学科卒業。都立三田高等学校、九段高等学校、筑波大学付属高等学校教論(世界史担当)、筑波大学講師(常勤)などを経て、現在は北海道教育大学教育学部教授。その間、1975年から1988年までNHK高校講座「世界史」(ラジオ・TV)常勤講師。20数年間、高等学校「世界史」教科書の編集・執筆に従事している。著書に『早わかり世界史』『早わかり東洋史』(日本実業出版社)、『鄭和の南海大遠征』『ジパング伝説』(中公新書)、『イスラム・ネットワーク』(講談社選書)、『世界史の海へ』(小学館)、『地域からみる世界歴史年表―世界史を構成する地域と国家』(聖文社)、『ゆれる世界と知の複合』(編共著・東京書籍)など多数
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感想・レビュー
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