出版社内容情報
「産業のコメ」と呼ばれ、日本のハイテク産業の根幹を担う半導体。その原理・しくみから実際の製造方法、使用されている薬剤・部品の知識までを、豊富な図版・写真を交えながら、1項目2ページの見開き形式で解説する。
内容説明
半導体は産業の“米”、あるいは“原油”と呼ばれるほど、広く社会に浸透し、現代社会を根底で支えています。しかしその実体は、一部の人を除いて、必ずしもよく知られていないというのが実情ではないでしょうか?本書は、半導体産業に長く携わってきた著者自身の経験・体験に則し、できるだけ多くの皆さんに半導体(IC)について知っていただきたいと執筆されたものです。
目次
半導体の歴史
半導体とは何か
まず回路部品を理解する
半導体素子とは何か
ICとは何か?
ICが計算・演算するしくみ
ICが記憶するしくみ
ICの開発と設計
シリコンウエーハの作り方
ICの製造工程〔ほか〕