出版社内容情報
20世紀に現れた思想家・哲学者を取り上げ、その中心となる考え方・思想をイラストやチャート図をふんだんに使って解説します。主な思想は、ニーチェ(スサンチマン)、ソシュール(シニフィアン・シニフィエ)、ベルグソン(イマージュ)等々。
内容説明
「わかりにくい」「難しい」というイメージの現代思想もその考え方、思想をイラストで図解すれば一目瞭然。人生に対する考え方、現代的な問題への取り組み方が見えてくる。
目次
第1章 反・自然科学としての20世紀哲学の開始
第2章 現象学(意識の厳密学)から実存主義(実践の倫理学)へ
第3章 論理実証主義による言語論的転回
第4章 プラグマティズムと日常言語派
第5章 マルクス主義の展開
第6章 精神分析学の誕生と進展
第7章 構造主義とその展開
第8章 ポスト構造主義
第9章 オートポイエーシスと現代社会学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっそ
5
祝 のべ1,000冊目。ようよう読めた現代思想。この本に書かれている内容が頭の何処かに残っていることを期待2015/10/15
mstr_kk
2
けっこうバカにできないというか、よく調べて書いているなと思います。偏りもあり、難解さもありますが、役に立つ1冊です。2019/06/16
かつーん
1
現代思想をわかり易い絵と平易な文章で解説している。わかりやすく書かれているが、元々の思想内容が難解なためかよくわからない部分が多々あった。章によりかなりわかりやすさが違うのは執筆者が複数人なためだろうか。2011/12/12
ULTRA LUCKY SEVEN
1
一見薄い本に見えるかもしれませんが、とてもわかりやすく、哲学の解説本にありがちなインチキさ、嘘臭さはほとんどなくしっかりと描かれています。「哲学をわかってふり」になってる人にこそ読んでほしい一冊。目から鱗がいっぱいです。2010/11/10
ライ麦畑で見逃して
0
わかりやすい!2011/05/18