出版社内容情報
五千年に及ぶ壮大な人類史である「世界史」の全体像をひと息に見渡す一冊。さまざまな地域の広がりと時間の重なりの中で営まれる歴史を、従来の枠組みにとらわれず、“流れ”に重点を置きながらわかりやすく解説する。一読すれば、世界史が一気に面白くなる!
内容説明
歴史はこんなに面白かった!なぜ、こんなことが起きたのか?どうしてこうなったのか?世界の歴史をひとっ飛び5000年史をこの手の中に。史実とエピソードで読む世界史への招待状。
目次
世界の歴史の始まり―人類が登場し、都市が現れる。ここから世界の歴史が始まる
最初に生まれた四つの世界―四つの地域に文明が生まれ世界はしだいに広がっていく
一体化するユーラシア世界―西の世界と東の世界がモンゴルによってつながった
大航海時代と膨張するヨーロッパ―ルネサンスから大航海時代へ世界に乗り出したヨーロッパ
ヨーロッパによる世界制覇の時代―世界中を植民地化し、「19世紀的世界」が形成される
二つの世界大戦で没落する西欧―経済発展が起こした第一次大戦 経済崩壊で起きた第二次大戦
地球化革命の時代―ハイテク革命を背景に急激に地球化へと向かう人類社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豆ぽち
14
時系列に項目を列べてあるのではなく、テーマごとに構成されているので各項目の歴史的な意義を理解しやすかった。一般常識レベルの内容ですが、なかなか全てを理解しきるのは難しい。学生時代には無味乾燥だった人名、地名がこんなに面白く感じるとは!人類の歴史を感じると、自分の命のちっぽけさが身に染みると同時に、ひとつの命の偉大さ、命の連なりの壮大さを感じる。2013/03/14
yuji
1
最近、世界史の本をまとめて数冊読んだのですが、著者のカラーが強かったので、中庸の世界史の本を辞書代わり斜め読みしました。この本はずっと積んで置かれていた本で、やっと日の目を見ることができました。当たり前なのですが、他の本で読んだ内容が書かれているので復習にとても役立ちました。図解が分かりやすいのでパラパラとめくっているだけでも頭に入ってきます。2019/03/15
nickandhannah
1
世界史の本というと、範囲が広過ぎて消化しきれないという印象をいつも受けますが、この本はとても簡潔に、良く整えられた形で主要事項を紹介してくれていました。電車の中でも夢中になって読めるものでした。高校生だけでなく、大人ももう一度読んでみたら良いと思いました。色々と考えさせられる内容ばかりです。2015/03/18
ruth
1
大まかだけど紀元前から現代までの世界史が、アジア・欧州・アメリカ大陸全てこの1冊でカバーされている。図が多いので読みやすく、トリビア的解説も面白い。ピンポイントの地域の歴史を勉強する前にザックリと世界史をおさらいするのに便利な一冊。2009/07/01
静岡ニート
0
日本史版と同様、正直あまり面白味を感じられませんでした。途中で挫折しました。 すでに通史の知識があり、抜けているところを再確認するなどの目的であれば、コンパクトにまめられているのでいいと思います。