内容説明
社会保険の事務は決してむつかしくはありませんが、なれるまでは面倒でとまどうことが多いものです。本書を読めば、毎月、毎年の定例的事務が、初心者でもモレなく、間違いなく、スムーズにできるようになります。人を採用したとき、退職者があったとき、病気やケガをしたときなど、ケース別にどのような事務を行なわなければならないかを解説してあります。必要に応じてその箇所を見れば、手続き事務のすべてがわかります。保険事務担当者として知っておきたい、保険給付の手続きや、年金の知識もコンパクトに解説してあります。「こんなときはどうすればいいの?」と聞かれても、もう困ることはありません。
目次
1 社会保険のしくみと会社で行なう事務のあらまし
2 健康保険・厚生年金保険の保険料徴収・納付の事務
3 労災保険・雇用保険の保険料徴収・納付の事務
4 従業員を採用したときの事務
5 従業員の退職、転勤があったときの事務
6 病気やケガ、死亡したときの受給事務〈健康保険〉
7 業務上・通勤途上の病気やケガ、死亡したときの受給事務〈労災保険〉
8 厚生年金のあらましと受給手続き
9 社会保険への加入・脱退、各種変更の届出事務のやり方