出版社内容情報
過去の五輪で実際に起こったトホホで笑える事件をはじめ、嘘のような本当の話、感動要素を織り交ぜたエピソードを集めたトリビア本
目次
1 黎明期―第1回アテネ大会~第6回ベルリン大会(お金がなかった最初のオリンピック―優勝しても金メダルなし;男のみの第1回アテネ大会―五輪の発案者は女子の参加に猛反対 ほか)
2 発展期―第7回アントワープ大会~第12回東京大会(本家がダメなら勝手にやるわよ!―女子しかいないオリンピック;スーパーアスリート人見絹枝―日本女子初のメダルはぶっつけ本番 ほか)
3 復興と冷戦―第13回ロンドン大会~第22回モスクワ大会(参加が無理なら記録で勝負!―フジヤマのトビウオの栄光と悲運;空飛ぶ主婦クン夫人―アスリートママへのバッシング ほか)
4 商業化とメディア―第23回ロサンゼルス大会~第32回東京大会(五輪の沙汰も金次第―五輪商業化が招いた落とし穴;平和のシンボルが丸焼きに―聖火の炎でハト炎上 ほか)
著者等紹介
ウラケン・ボルボックス[ウラケンボルボックス]
CM制作会社を経て、イラストレーター、コンテライターに。広告、Web、雑誌、アプリを中心に、イラスト、マンガ、キャラクターデザイン等を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鷺@みんさー
28
面白かった。面白さの理由は、ひとえに著者の書き方によるだろう。トンデモエピソードを簡潔にまとめ、わかりやすくユーモラスなイラストで一目でわかるように表現。そこはほんと賞賛に値する。しかしながら最初の内は「昔はな~グダグダだったよなー。まぁ時代とか色々ねー。あはは」と笑っていられたが、やがて戦争、政治的イデオロギー、ドーピングに賄賂に負の遺産と、本当に「オリンピックやる意義ってなんやねん」と切なくなってくる。あとがきのページデザインと作者の言葉に激しく同意だが、悲しいかな東京2020もまた未曾有の…(泣)2023/10/11
chiho
7
イラストとセリフが面白くて何度も噴き出してしまいました。オリンピックの黒歴史を分かりやすく解説していて改めて選手ファーストではないイベントだったのだと感じました。そういえばオリンピック始まったんだっけ?くらいの熱量の私にも選手が不憫に思えてなりません。2024/07/28
かなた
5
Youtubeより。黎明期→発展期→復興と冷戦→商業化とメディア。オリンピックって一体誰のためにあるのか考えさせられますね。こんなことあったのかとびっくりします。初めは銀メダルが1位で金メダルはなかった。女性に扮した男性が出場する。素人しか出場できなかった。オリンピックがナチスに利用された。etc. 東京オリンピックは成功してほしいですね。2020/07/05
kama89
4
過去の残念なオリンピックを紹介。昔の番組、トリビアのへぇ〜へぇ〜へぇ〜が聞こえてきそうな一冊。大河のイダテンでも話題になった金栗さんも出てて、思い出してました(^ ^)イダテン面白かったし、今回の大河も個人的に好き。2020東京オリンピックははたして開催されるのかしら…2021/05/13
kiti
3
オリンピックの歴史を面白おかしく解説した本。 あとがきにある言葉が今とても重い。2020/05/11
-
- 和書
- まほうのでんしレンジ