出版社内容情報
関西の大手私鉄・近鉄のバラエティ―に富んだ特急型車両と一般型車両のすべてを貴重な写真付きで紹介する近鉄電車車両解説の決定版。
目次
カラーグラビア(魅惑の近鉄電車)
カラーグラビア(回想の近鉄電車)
特急型車両(大阪・名古屋・奈良・京都線系統;南大阪線系統)
一般型車両(奈良線・京都線系統;大阪線系統;名古屋線系統;南大阪線系統)
著者等紹介
三好好三[ミヨシヨシゾウ]
昭和12年(1937)東京市世田谷区生まれ。国学院大学文学部卒業、高校教師を経て乗り物エッセイスト・コラムニスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みかん🍊
99
実家の最寄り駅は近鉄の駅なので学生時代はずっと近鉄名古屋線で通っていた、今でも名古屋駅までの駅名全部言える馴染みある鉄道、団体列車「あおぞら号」は遠足や修学旅行で乗った懐かしの列車です、そして近鉄といえば特急、「しまかぜ」は最寄り駅には停まらないので未だに乗れていないが2階建て「ビスタカー」やこの本にはまだ乗ってないが「ひのとり」には乗った、名古屋ー大阪間なら新幹線よりノンストップの「アーバンライナー」の方が安くて快適、「近鉄に乗ればどこへでも行ける。伊勢でも京都でも、満月でも」byランボー怒りの改新 2021/12/18
えちぜんや よーた
78
私鉄なのに近鉄は特急型車両型が多い。京阪、阪神、阪急、南海の特急型車両は覚えやすいが、近鉄は把握しきれない。紺色と橙色のツートンタイプのやつしか乗ったことがない。2017/01/04
たいそ
5
2016年までの近鉄電車の歴史。要所要所の写真がカラーなのが良かった。自分の中での近鉄電車のイメージはマルーンレッド一色なのだが、それは歴史の中のある瞬間だけだったことが再認識できた。それ以前のダークグリーン時代は生まれる前のもので、白黒写真を見て、心の中でたぶんマルーンレッドとして補完してしまっていたようで、カラー写真で見ると新鮮だった。昭和35年の新王寺の写真、自分の知らない頃だが「一二三タンス店」というのが懐かしかった。最後のページを見ると、この本のメインは昭和30~40年代の写真なのだと思われる。2016/12/23
えすてい
5
近鉄はあまりに車両形式が多く、特急用・奈良京都線用・大阪線用・名古屋線用・南大阪線用を中心に、伊賀線(→伊賀鉄道)・養老線(→養老鉄道)の狭軌ローカル線も網羅している。ただし、内部八王子線・北勢線といった特殊狭軌線には旧車両の写真はあるけど現行車両には一切言及されてない。あまりの形式の多さから、詳細なスペックや車両形式図などというものを載せる余裕もない本だが、一部を除いてカラー写真も豊富なのでなかなか写真で見る機会のない形式や車両も(一応は)写真一枚だけであっても網羅しているのは見どころ。2016/09/30
緑のたぬき
1
見たことない電車ばかりでよその地域の電車写真集として面白く読めた。やっぱり地域が違うと変わった電車があって面白い。カラーが少ないので、もう少し多いとよいかな。古い電車の写真が豊富なのはグッド。2019/08/08