内容説明
仏像のアフロヘアーにも意味がある!?謎が解ければ、仏像鑑賞がより楽しくなる。この1冊で仏像まるわかり。
目次
プロローグ 仏像ってどこから来たの?
謎その1 仏像ってなんだ?
謎その2 お釈迦様はなぜ仏像になったのか?
謎その3 如来って?
謎その4 菩薩って?
謎その5 明王って?
謎その6 天って?
謎その7 仏像あれこれの謎
謎その8 仏像のポーズの意味って?
謎その9 仏像のファッションって?
謎その10 仏像は何でできてるの?
謎その11 仏像の胎内って?
著者等紹介
田中ひろみ[タナカヒロミ]
大阪府出身。ナースとして大学病院に勤務。退職後、セツ・モードセミナーを卒業。その後に小説家のアシスタントを経てイラストレーターに。仏像、史跡、神社、恋愛など幅広いテーマで書籍を執筆し、講演なども精力的にこなす。奈良市観光大使。丸の内はんにゃ会(女子の仏教サークル)代表。よみうりカルチャー、中日文化センター、NHK学園の講師。はとバスや毎日新聞旅行にて同行講師も行っている
青木淳[アオキアツシ]
1965年、東京都生まれ。総合研究大学院大学(国際日本研究専攻)博士課程修了。博士(学術)。専攻は日本美術史。国際日本文化研究センター客員助教授、高知女子大学大学院助教授を経て、多摩美術大学美術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomtom
9
絵も多いので読みやすく分かりやすく、入門にいいかも。マンガの絵が雑すぎて、仏像と同じ人が描いたとは思えないくらい。ヒンズー教の最高神を踏みつけている明王がいることにびっくりした。印相が気になって読んでみたけど、代表的な物しかないのは残念。足の形や持っているものなど気にかけてじっくり仏像を見たいと思えた。2022/01/17
てくてく
4
奈良国立博物館に行った際に子どもにねだられて購入した本。ギャグはいらないかなーと思いながらもそれなりに楽しくて最後までページをめくってしまった。2021/07/19
nizimasu
2
マンガってわかりやすく仏教の世界観も解説しているのでかなりわかりやすい初心者向き。それはそれでいいけどちょっと中級者ぐらいだと物足りないかも。でもマンガを通じて仏像の種類を覚えるにはいいかもしれない2016/04/09
久井 重弘
1
◎2023/07/17
ybhkr
1
仏像の絵はしっかりしているのに人物の絵やちょこちょこ入るギャグがなんとも。それを差し引いても仏像初心者にはわかりやすくて親切な本。雑誌や新書よりもこちらをおすすめしたい。邪鬼の存在をはじめて知り、あの踏まれてるのなんだ?という疑問が解けたし、涅槃像は腕枕している時はまだブッダが生きている状態とか知らないことも多く勉強になります。聖おにいさんや鬼灯の冷徹のネタの答え合わせもできた。トーハクでやる仏像展は必ず行くし、藝大の仏像展や修復発表も見ているので監修の先生に親近感。しかしギャグはちょっと…。2017/08/21