目次
第1章 蘇りの聖地―熊野本宮大社(熊野本宮大社;インタビュー/熊野本宮大社宮司 九鬼家隆 ほか)
第2章 南の陽光輝く聖地―熊野速玉大社(熊野速玉大社;インタビュー/熊野速玉大社宮司 上野顯 ほか)
第3章 イザナミを祀る水の聖地―熊野那智大社(熊野那智大社;名画に見る那智の大滝 ほか)
第4章 聖地への巡礼道・熊野古道(三山への参詣道 熊野古道;中辺路 ほか)
著者等紹介
Kankan[KANKAN]
東京生まれ。ネイチャー、文化を中心に、書籍や雑誌に作品を発表している。伊勢神宮はじめ、神仏に関する写真には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
神様に会いに行こう本棚
感想・レビュー
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ねこ
95
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社であり、それぞれスサノオ、イザナギ、イザナミが主祭神の大社です。私は去年、熊野三山に詣でて熊野古道の中辺路も歩きましたので記憶が蘇り霊験あらたかな気持ちになりました。本書は写真がとてもいい。最初の見開きでオオルリが語りかける様に口を開いている。イソヒヨドリが神殿と調和した絵。深夜の本宮大社の見開きの写真。那智の滝のアングル。大峯奥駈道の人を寄せつけさせない山岳修行路の霧深いショット。最後のページは朝の山岳に所々桜が咲き、光芒と霧が柔らかく包む。素敵だ!2024/06/20
コサトン@自反尽己
10
最近自分の中で熊野三山への関心が高まっている。そんな中、出会ったのがこの本である。昨今の神社・寺院関連本はどうしても旅行的観点からまとめられがちだが、こちらは真面目に参拝したい人向けに編集された大人な一冊である。由緒ある神事についても、写真を織り交ぜながら詳しく紹介している。歴史や文化をきちんと知ることで、普通に参拝しただけではおそらく気づくことはないであろう点にも、魅力を感じることが出来るであろう。ますます熊野三山へ参拝したい気持ちが強くなった。訪れる際には、当然この1冊を傍らに参拝する予定。2016/02/15
鵙屋
4
★★★★☆ 資料用。観光本では見られないアングルの写真も使い、細部まで丁寧に解説してくれている。熊野参詣曼荼羅の絵解きはオチも含めて面白かったけど、急な語尾の「〜じゃ」でびっくらこいた。2018/05/23
なお
1
熊野三山に行ってきたので読んでみた。美しい写真にまた行きたい気持ちになった。オオルリ見てみたい。神倉神社はあまりに急な階段にお参りするのを断念してしまったからリベンジしたい。熊野古道にも行ってみたい。2025/01/19
天茶
1
★★★2016/07/07