秘蔵鉄道写真に見る戦後史〈上〉昭和20年代

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  • サイズ A4判/ページ数 159p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784533087387
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0021

内容説明

終戦直後の苦難の時代を闘った鉄道10年の記録。

目次

戦後鉄道の歩み―昭和二十年代 戦後復興期の鉄道
空襲で大きな被害を被った日本各地の駅 復旧に向けて終戦直後から立ち上がる
家族の元へ!故郷へ!こもごもの思いを乗せて復員列車が走る
買い出しで駅も列車も大混雑 人々は機関車までに群がった
北から南、南から北へと物資の輸送に活躍する貨物列車
車窓点描 富士山の絶景が乗客を癒やしてくれた
日本交通公社と運輸省
車窓点描 六十六・七パーミル勾配が立ちはだかる天下の難所・碓氷峠
車窓点描 木材の運搬に活躍した木曾森林鉄道
戦後復興の一翼を担った宇部炭鉱産出の石炭〔ほか〕

著者等紹介

須田寛[スダヒロシ]
昭和6年京都生まれ。29年京都大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。旅客局営業課長および総務課長、名古屋鉄道管理局長、旅客局長、常務理事を歴任。62年4月、国鉄分割民営化で発足した東海旅客鉄道株式会社の初代社長に就任。平成7年、東海旅客鉄道会長に就任。平成16年から同社相談役

原口隆行[ハラグチタカユキ]
昭和13年東京生まれ。38年上智大学経済学部卒業。凸版印刷に勤務の後57年からフリーになり、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ひねもすのたり

6
本書は鉄道(主に旧国鉄)の歩んだ戦後を写真と文章で綴った大型本です。 鉄道に限らず産業史モノが好きな私はしばしばこの類の本を読みますが、この本のレベルは格段に高いように感じました。 鉄道写真と銘打っていますが、列車の写真はそれほど多くありません。 戦争によって壊滅的な状態になってしまった鉄道というシステムは如何に復興していったのか?そしてそれを担った名もない鉄道員の仕事ぶりを記録した数々の写真。 昭和20年代の日本各地の風景とそこに写り込む人たちの姿もたまらなくイイです。★4.52015/05/13

岩徳線

0
32012/12/26

rbyawa

0
c112、終戦1945年が昭和20年なので、昭和20年代、というのは曖昧ではなくてほぼ正確に戦後10年の本。とはいえ、直接的な被災からの復興の写真などがあるわけではなく(もともとこの時代の本はちょくちょく読んでるんですが、正直復興風景は少ない気がします、被災直後なんてのはあるけど、写真貴重だしそれどころじゃないんだろうな)、あくまでも日常の写真で後書きで絶賛されていましたが、だいぶ貴重っていうか見たことないものが多く、鉄道題材と限られていたのですが丁寧な描写で鉄道に興味がなくても良い戦後本じゃないかしら。2012/11/24

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