目次
カラーグラフ 大阪へ神戸へ京都へ宝塚へ マルーンの電車駆け抜ける
阪急電車の生い立ち
車両の各論
箕面有馬・阪神急行の車両
北大阪・新京阪の車両
京阪神急行の車両その1―標準車体と高性能車両への模索
京阪神急行の車両その2―高性能車両そのスタイルの収斂
京阪神急行の車両その3―標準車体の破綻と1500V統一、冷房化
阪急の車両―ワンハンドルと統一車体への模索
著者等紹介
山口益生[ヤマグチマスオ]
1933年京都に生まれる。1956年京都大学工学部卒業。京阪神急行電鉄に入社。1978年運輸部次長。1982年車両部長。1986年情報システム室長。1990年アルナ工機社長。1994年阪急電鉄常務取締役。1996年同専務取締役。2000年同特別顧問。2005年退任。鉄道友の会会員。京都大学鉄道研究会OB(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こちゃら。
27
病院の待合室の蔵書。阪急電車は私の源。甲陽線・神戸線・今津線・宝塚線・・。桜が満開の時期、神戸線を走り抜けるあのマルーン色が大好き。阪神・JRと並行して走っていても、常に一番上の線路を走る阪急。グリーンのふかふかの座席も、高級感あって好き。2015/01/10
ともたか
2
そのむかし、関西に住んでいた。 宝塚に行くのは阪急電車だった。 阪神電車に比べてちょっと粋な 雰囲気があったように感じたものだ。2012/08/31
rebanira_itame_man
2
阪急電車のマルーン色が好きです。車両開発者が書いた本だけあって、車両改造の変遷までわかる、深い本。阪急電車ファンには、たまらない一冊。2012/08/06
やまほら
1
阪急電車の車両部長や専務取締役、さらにはアルナ工機社長を歴任した著者が、箕面有馬・北大阪・新京阪からの全車輌の詳細を解説した1冊。6000系以降についてはあっさりめだが、デザインの迷走の理由の一端を垣間見ることはできる。小林一三以降、事業の「手段手法」として鉄道を位置づけていた阪急では、新技術を積極的に導入することがなかったという指摘は新鮮だった。2012/08/31