目次
第1部 桐壷~明石(桐壷;帚木 ほか)
第2部 澪標~藤裏葉(澪標;蓬生ほか)
第3部 若菜上~幻(若菜上;若菜下 ほか)
第4部 匂宮~夢浮橋(匂宮;紅梅 ほか)
著者等紹介
朧谷壽[オボロヤヒサシ]
1939年生まれ。同志社女子大学教授。1992年から源氏物語アカデミー(武生市)監修者をつとめる
日〓貞夫[ヒビサダオ]
1947年生まれ。日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちゃちゃ
104
【角田訳『源氏物語』併読本①】本書は、54帖それぞれゆかりの古跡や神社仏閣、屏風絵等がフルカラーで掲載され、各帖のあらすじとともに楽しめる。源氏物語は虚構文学でありながらも、京を舞台に魅力的な登場人物があたかも実在していたかのような印象を受ける。儚く命を落とした夕顔の墓や、数奇な運命をたどった玉鬘の墓が実在するとは驚いた。京都に住む私は、本書に掲載されているゆかりの地を少なからず訪れている。けれど、心に残るシーンを思い浮かべつつ“源氏物語の旅”として再訪するのも、また違った意味できっと楽しいだろう。2022/06/24
夏尾
3
源氏物語ゆかりの地を、細かな解説と綺麗な写真で紹介していく一冊。玉鬘の話がとっても気になる。まずはそれから読んでみたい。ああ、京都行きたいな。円山公園の夜桜と、音無の滝、それから去年の夏のように、貴船にもう一度。2016/08/13
ちあき120809
2
源氏物語の舞台訪問をする際に必携の一冊。各帖で舞台となった寺院の紹介に加えて、各帖のあらすじも付されているので、物語のシーンを具体的に思い描きながら旅行ができる、まさに理想の旅行ガイド。人物の相関図や各帖における光源氏と薫の年齢表、宮中の行事表まで付属していて読書のお供としても頼りになる。JTBパブリッシングはこの楽学シリーズをもっと充実させるべきであると思う。 2020/08/17
鈴木貴博
0
源氏物語ゆかりの地のガイド。これを手がかりに京都、宇治、桜井、須磨、明石などを歩いた。ゆかりの場所に行き物語についてあれこれ想いを馳せるのは非常に楽しい。2018/01/08
サチ
0
論文のために。ゆっくりまた再読したい。2017/01/29
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- 和書
- カロリーヌ大学へ行く