内容説明
湘南の海辺をガタゴト走る、今では日本で２番目に古い電車の話。
目次
第１章 江ノ電開通物語（江ノ電誕生秘話；全線開通までの工事事情）
第２章 江ノ電激流時代物語（明治・大正・昭和、時代の変化と江ノ電；戦後のうごき；江ノ電ブーム到来）
第３章 江ノ電車両物語（１００年の車両史；現行で活躍する車両たち ほか）
第４章 江ノ電と人の物語（江ノ電を愛する人たち）
第５章 江ノ電各駅探索（百年の時を訪ねて歩く）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかしー
27
江ノ電の歴史に関する本。 昔の文献、車両の写真や路線図などについて書かれている。 冷たい文体で読むのに少し苦労した。2018/08/29
maqiso
4
江戸時代から大山詣りの帰りに江の島・鎌倉へ寄る人が多く、電鉄ブームと急行ブームの頃には東京から鎌倉方面への路線がいくつも計画された。江ノ電は電鉄の中でも初期にできた。龍口寺の参拝客に始まり、途中で電気会社に買われたりもしたが、海水浴や観光の客をメインにしている。戦後になって極楽寺がドラマの舞台になったことで人気が上がった。開業時は軌道だったため駅が多く、今ではどこかわからない駅もある。2023/04/28
ナツ
1
現在の江ノ電だけでなく、過去の江ノ電や駅の事まで情報が多く良かった。誤字脱字が多いのが気になったが‥‥2020/08/29
ヨースト
1
江ノ電の歴史や歴代車両の解説があったり、また各駅(と廃止された駅跡)を巡ったりと、本の薄さにしてはなかなか内容がてんこ盛りの一冊。 実は中古で購入して1年半以上放置してしまっていたのだが、早く読めばよかったとほのかに後悔している。 自分自身、江の島周辺には行った事がなく、またそこまで鉄道に詳しい訳でもないので、歴代車両や各駅の解説はザックリと読み流してしまった。 ただ、読み終わった今となっては、「江ノ電に乗って藤沢～鎌倉を観光したい！」という気持ちが物凄く強くなっているところだ。2016/10/09
