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万葉集を歩く―大和、近江、難波、紀伊万葉ゆかりの地へ

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784533039089
  • NDC分類 911.125
  • Cコード C2026

目次

飛鳥
山の辺の道
泊瀬・宇陀
吉野
葛城・巨勢
生駒・斑鳩
春日
佐紀・佐保路
山城・恭仁京
宇治川・木津川
近江
難波
紀伊

著者等紹介

駒敏郎[コマトシオ]
1925年、京都に生まれる。京都府立医大を中退

藤井金治[フジイキンジ]
1952年、奈良県に生まれる。(社)日本写真家協会会員。茶道、花道、料理、風物詩などの撮影を中心に活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まふ

101
大和、近江、難波、紀伊各地の万葉集ゆかりの故地が歌とともに掲載されている。日常の生活の中で忘れている万葉集の歌の数々がふと思い出される時があるが、それが写真とともに紹介されており、懐かしくも心を洗われるひと時を過ごせる。読者ひとりひとりに好みの歌人はいることだろうが、私は柿本人麻呂が好きだ。他にも山辺赤人、山上憶良さらには大伴旅人、大伴家持、高橋虫麻呂、天智天皇など懐かしい名前が「大和三山」「山の辺の道」「吉野」「葛城」「生駒」「斑鳩」などの故地を背景に紹介されてしみじみと心が落ち着く。2023/07/09

あきあかね

21
 万葉集の縁の地の美しい写真が織り交ぜられ、いにしえの人びとの息吹を感じられる。「采女の袖吹きかへす明日香風 京を遠みいたずらに吹く」の歌は、藤原京への遷都で寂れた廃都に流れる風を描くが、色鮮やかな服の袖が風に翻るイメージとともに、時が過ぎることの悲しみという現代の我々にも通じる感慨を伝える。 万葉集の中の「ひと」に注目した特集も印象に残った。政争に巻き込まれ、謀反の疑いをかけられ、若くして非業の死を遂げた有間皇子。熊野古道の皇子の墓の隣にひっそりと佇む、「家にあれば笥に盛る飯を草まくら⇒2021/07/18

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