目次
廃線探訪・信越本線碓氷峠
「廃線」と「新線」―名鉄美濃町線にみる新しい動き
小倉裏線―日露戦争に貢献した幻の軍用鉄道
鉄道廃景8
根室拓殖鉄道―根室~歯舞
名寄本線2―興部~遠軽
羽幌線2―遠別~幌延
天北線2―浜頓別~南稚内
温根湯森林鉄道―留辺蕊~温根湯~大町~層雲峡
雄別炭鉱尺別鉄道―尺別~尺別炭山〔ほか〕
著者等紹介
宮脇俊三[ミヤワキシュンゾウ]
1926年、埼玉県川越市に生まれ、東京で育つ。1951年東京大学文学部西洋史学科卒業。「中央公論」編集長、編集局長、開発室長、常務取締役を経て、1978年同社退社。1977年国鉄全線完乗。1998年12月より「宮脇俊三鉄道紀行全集」(全6巻)刊行。1999年第47回「菊池寛賞」受賞
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感想・レビュー
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アルクシ・ガイ
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主に写真を流し見。古いものはすなわち悪いものと、日本は何でも壊しちゃうが、鉄道関係の遺構は比較的残っている。放っておいても害はないからだろう。お蔭であちこちでフリードリヒばりの人工物と自然の絡み合いが鑑賞できる。2015/01/18
\サッカリ~ン/
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7で終わりだと思っていたので、目に入った偶然と、入れてくれた図書館司書に感謝。そもそもシリーズ物であり、この業界では知らない人がいないくらいの名著なので、わざわざ8から読む物好きな人も少ないとは思うが本書単体でも廃墟、廃線ファンならば十分に楽しむことができる。シリーズすべて読み込むと、近所にあった謎のコンクリート片や小道が案外載っているかもしれない。写真のサイズが少ないのが個人的には残念だが、本のサイズ的には仕方がないとも……。実際に自分の目で確かめてようやく完成ということか。2013/02/11