目次
第1章 爆発する太郎ワールド(太郎のオーラが満ち満ちている岡本太郎記念館;森の中で太郎の元気とパワーが炸烈する岡本太郎美術館 ほか)
第2章 時代を駆け抜けた作品群―岡本太郎・仕事の軌跡
第3章 天才家族・岡本家の人々(並はずれたカップルの間に生まれたひとつの命、彼もやがて稀有に輝く宿命にあった;旧家の総領娘、溺愛と“令女教育”が世事にうとい夢見がちな文学少女を作った ほか)
第4章 岡本太郎人生と言葉(生活の中にアートがあった;遊ぶことが大好きだった ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction
8
実家の近くに岡本太郎美術館がある。そこに居た頃は太郎センセには興味もなく「なぜ此処に岡本太郎美術館が?」と思っていた。今更ながら行っておくべきだったと悔やまれる。近いうちに行こう。南青山の岡本太郎記念館にも。この本は太郎センセだけでなく両親の一平、かの子にも焦点が当てられていて「芸術家 岡本太郎」のルーツを知るのにいい。岡本敏子さんの語る太郎センセもいい。太陽への親近感の話がとても好きだ。そして「人は自分が懸命に処したと考える。しかしそれは巧みなごま化し」「それは人生になんにも結果をもたらさない」の言葉。2013/02/24
kaz
1
太郎の父母であり芸術家でもあった一平とかの子についても詳しく書かれてあり勉強になった。もちろん太朗本人の経歴についても詳しく書かれてある。パリ時代の交友関係が改めてすごい。写真も初めて見るものもあった。巻末の三人の著作リストも便利。2020/12/01
yukari
1
岡本太郎の芸術は生活が土台となっているのだなと改めて思った。そしてやっぱり、岡本太郎を考える上で家族、特に岡本かの子の存在はかなり大きいと思う。パリ時代の話を読むたび、その時代があったからこそその後の岡本太郎の芸術への爆発的なエネルギーが生まれたのだなと感じる。2016/11/21
キコ
1
岡本太郎の本をはじめとした作品全体からは、エネルギーをもらいます。2010/09/17
桐一葉
0
太郎さんのご両親についてもっと読みたくなった2014/11/17




