目次
古き銀座を発見する
日和下駄で歩いた町
永遠の散歩者永井荷風
永井荷風究極のシングルライフ
通い続けた浅草
歩く荷風
〓東綺譚の路地
傍観者荷風の表現
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
40
浅草や下町を愛した、生粋の都市生活者。散歩の参考にしよう。晩年の住処は本八幡。2018/02/23
M66
0
や~良かった~ なんか最近、今すぐにしたいことではないけれど、究極、最終的に私が一番したいことって、孤独死ってことだなぁと思っていたので、なんかめちゃくちゃ親近感を持って読んでしまった。そして浅草界隈に住んでいたのかと思っていたけど、まさか市川から通っていたとは。あ~なんかしみじみ。2012/12/16
pjolpjol
0
JTB発行の永井荷風関連本。ビジュアルを多用して荷風の生涯を概観する。髭を蓄えた荷風、荷風が足繁く通ったフジアイスの外観など、あまり今まで見ることのなかった写真が紹介されていて、ミニ「永井荷風展」でもみているような気分にさせる楽しい構成になっている。別冊「太陽」と似たところもあるが、大判の「太陽」に比べてA5版と小さく携帯にも便利。散歩の際、現在の様子と比較してみるのも楽しいだろう。本書は絶版になっているらしいので、古書で入手するしかない。2022/10/05