内容説明
カルテル保険料率制度といわゆる護送船団行政の二つの柱によって支えられてきた旧体制は、改正保険業法と保険料自由化によって崩壊―。格付けアナリストの視点から大手5グループの経営内容を分析。
目次
第1章 業界再編の荒波
第2章 大手保険グループ
第3章 経済破綻
第4章 損保経営の実態に迫る
第5章 多様化する販売チャネル
著者等紹介
植村信保[ウエムラノブヤス]
1967年生まれ。1990年東京大学文学部西洋史学科卒業。同年、安田火災海上保険に入社し、財務調査部などでマクロ経済や金融分析を担当。1996年安田火災ブリンソン投資顧問(当時)を経て、1997年日本公社債研究所(現格付投資情報センター)入社。現在、格付第二部シニアアナリストとして生損保を中心に金融機関の格付けを担当。金融審議会保険基本問題ワーキンググループ委員も務めた
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