出版社内容情報
奇想天外のストーリーを楽しみながら
数学パズルで思考力をみがこう!
丸いピザを直線でn 回カットしたとき
内容説明
鏡の国のピザ店では、自動ピザカッターを使った風変わりな切り方が人気を呼んでいる。丸いピザの周の2点を選び、その2点を結ぶ直線に沿ってピザを切るので、切り分けた形もサイズもまちまちだ。丸いピザをこのカッターでn回切ると、最大でいくつのピースに分かれるだろうか。また、カッターが丸いピザの周の2点を「一様ランダムに」選んで切っているとしたら、n回カットすると平均でいくつのピースに分かれるだろうか?奇想天外のストーリーを楽しみながら、数学パズルで思考力をみがこう。
目次
賞金は仲良く平等に
トランプ王国の博覧会会場
ハリネズミロボットの操作合戦
料理番を出し抜け
自動ピザカッター
続・ハリネズミロボットの操作合戦
いつまで続く?巴戦
ハリネズミが描く三角形
またまた小切手帳勝負の双子
アナゴ先生の美術作品〔ほか〕
著者等紹介
坂井公[サカイコウ]
数学者。1953年北海道生まれ。東京工業大学理工学研究科修士課程修了。筑波大学アソシエイト。神奈川大学非常勤講師。理学博士。2019年3月まで筑波大学大学院数理物質科学研究科准教授。学生時代よりマーチン・ガードナーの「数学ゲーム」のファンで、その後1984年から7年間にわたり日経サイエンスに連載されたA.K.デュードニー「コンピューターレクリエーション」の翻訳を隔月で担当した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。