宮沢賢治・時空の旅人―文学が描いた相対性理論

宮沢賢治・時空の旅人―文学が描いた相対性理論

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784532520526
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0042

出版社内容情報

宮沢賢治が描いた,アインシュタインの特殊相対性理論の世界!

内容説明

「春と修羅」「注文の多い料理店」「双子の星」「銀河鉄道の夜」を題材に、時空間の中を自在に行き交う賢治の世界を解明した文芸的科学論。

目次

第1章 春と修羅(四次元時空図とは何か)
第2章 注文の多い料理店(相対性原理と光速度不変の原理)
第3章 双子の星(相対論の帰結)
第4章 銀河鉄道の夜(相対論のまとめとパラドックス)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

21
宮沢賢治さんの作品を物理の視点から読み解くことで相対性理論との深い関わりがわかる。相対性理論を深く理解してたからこそ作品にいれていたのか。相対性理論の同時性については物理学者の視点から創作までされている。Aさんわしにはチュンセ星のほうがポウセ星よりも先に点滅したように見えましたぜ。Bさん、でも、確かに同時に点滅したんです。Aさん、おかしいね。首をかしげました。銀河鉄道の中にもたくさんの時空の歪み当事者から見る鉄道の速さと観察者からのみる時間の流れを詩の中にいれ相対性理論を文学という芸術に変えてしまう2015/07/16

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