出版社内容情報
夢物語だった宇宙旅行も，安全で効率よく旅する手段の実験が進み，宇宙の商業利用を見込んだベンチャー企業が次々と設立されるなど，現実味を帯びてきました。現在の宇宙開発の状況について，豊富なイラストや写真で紹介します。
目次
CHAPTER1 進む探査計画
太陽系に展開する探査機
木星探査機ガリレオ
小惑星探査機ニア・シューメーカー
土星探査機カッシーニ
月探査機ルナー・プロスペクター
日本も本格的な月探査機へ
彗星探査機スターダスト
小惑星探査機ミューゼスＣ
太陽観測衛星ソーラーB
X線宇宙望遠鏡チャンドラ
今後の主要な探査計画
CHAPTER2 宇宙居住新時代
建設進む国際宇宙ステーション T. ベアズリー
宇宙探査に貢献するのはロボットか，人間か
ロボット F. スレイキー
人間 P. D. スプーディス
パスファインダーが見た火星 M. P. ゴロンベク
火星で次に何を調べるか G.ゾーペット
火星で生命を育てる C. P. マッケイ
CHAPTER3 宇宙の大航海
次世代スペースシップ続々登場 T. ベアズリー
極超音速ジェット機で大気圏脱出 C.R. マクリントン
「ひも」を使って月旅行 R. L.フォワード／ R. P. ホイト
空と地上を結ぶ光のハイウエー L. N. ミラボー
太陽系を旅する帆船 H. M. ハリス
外惑星行き原子力ロケット J. R. パウエル
銀河の星々の世界へ S. D. ライファー
CHAPTER4 深宇宙探査への道
次の探査目標はどれか Scientific American編集部
星間旅行は可能か T. フェリス
CHAPTER5 宇宙開拓
宇宙ビジネスの可能性 M. アルパート
小惑星の水資源 J. S. ルイス
身近で宇宙を体験（国内の宇宙科学館，天文台，プラネタリウム案内）
