内容説明
2009年、化石燃料を使い内燃機関で動く車から、二次電池と電動モーターで走るクルマの時代に本格的に突入した。自動車関連メーカーはもとより電機、電力から石油、住宅まで多くの企業が、そして社会、国家もこの大変革の影響から無縁ではない。エンジン車の100年に続く、EVが開く新たな100年。テクノロジーマネジメントの観点から新しい時代の幕開けを描く意欲作。
目次
プロローグ モデル“T”とEV
第1章 EV―起死回生のイノベーション
第2章 エンジンをなくした電池
第3章 EVが変えるモノづくり
第4章 EVの市場戦略
エピローグ 「エンジンのないクルマ」が変える世界
著者等紹介
大久保隆弘[オオクボタカヒロ]
1954年11月生まれ。早稲田大学教育学部卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。中外製薬株式会社経営企画室、経営コンサルタント等を経て、2005年山口大学大学院技術経営研究科教授、2008年より立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授。専攻は経営戦略、技術経営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
1
二流本2009/11/30
読書家さん2da#6186
0
EVの戦略本。イノベーションなどかなり参考になる。2017/11/06
yosio_21_0
0
いずれEVの時代が到来するだろうという宣伝本。EVの原理については一切触れていない。内燃機関のないEVの台頭によりは自動車業界はどのように変化し、電池メーカーの立ち位置はどこまで上がるのか?について書いてある。2013/04/03
Yasunobu Hino
0
管理会計と競争戦略の期末レポート作成の参考文献で購入。エコカーの種類や、EVのインフラ整備状況、補助金助成など、EV車に興味を持ち乗りたくなる内容。
とうふ
0
これから一気にEV化が加速していくんだと実感した。各企業が次のフェイズに向けて動いているのが分かる。2010/05/10